交通誘導を安全に無人化、ALSOKがシステムを開発

(イメージ)
(イメージ)全 3 枚

ALSOK(綜合警備保障)は6月9日、通行車両の移動方向を検知するセンサーと工事用信号機を組み合わせ、交通誘導業務の品質向上と生産性向上に寄与する「ALSOK交通誘導システム」を埼玉県、群馬県、福島県で販売開始した。

ALSOK交通誘導システムは、高精度に通行車両の有無や移動方向を検知するセンサーと工事用信号機を組み合わせて通行車両を自動で誘導する。実際の交通誘導員が行う判断手法を搭載しており、システムが工事区間内を安全と判断しなければ進行指示(青信号)を表示しない仕組み。また、誘導無視(信号無視)が発生した場合、即座に反対車線へ停止指示(赤信号)を表示し、同時に警報を出力、後続車の進入を抑止する機能を搭載する。

工事エリアの通過車両台数はカウントし、エリア内の残留車両を確認する。工事エリア内に入った工事車両がある場合、工事エリアから出ないと信号機が切り替わらなくなるため、リモコンによる遠隔操作で対応する。

受傷事故や熱中症などのリスクのある交通誘導員を削減できる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型スバル『フォレスター』のエキゾーストをアップデート! ブリッツ「ニュルスペック・カスタムエディション」発売
  2. 【BMW R1300RT 試乗】200km/hクルーズの快適さは、もはや飛行機レベル…佐川健太郎
  3. 車中泊のトレンドに変化あり? 乗用車ベースが伸びてくる可能性…キャンピングカーランキング 6月
  4. 著しい高速度で走行中に死亡事故、運転者に実刑を命じる
  5. 「1秒で着脱できる」バイク用インカム『H6』が新発売! 高音質で快適ツーリング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る