外国人ドライバーを特定技能に…経済同友会、物流危機対策を提言

(イメージ)
(イメージ)全 2 枚

経済同友会は6月10日、輸送需要の増加やトラックドライバー不足などによる国内物流危機が社会問題化していることから「物流クライシスからの脱却~持続可能な物流の実現~」との提言をまとめた。

提言では物流改革の具体的な施策として共同配送実現のためハードとソフトの標準化や、翌々日納品・検品レスを標準的な商慣行にすること、共同配送や翌々日納品・検品レスを実現するためのデジタル化推進とデータの仕様の標準化によって営業用トラックの生産性向上を求めている。

また、自家用トラックを活用するための規制改革として、安全の担保・法令順守に係わる条件統一、安全面や品質面を置き去りにした過度な運賃値下げに関する懸念払拭、デジタルを活用した有償運送許可申請、安全管理を行うことを提言。

さらに、女性の声を取り入れ、女性が運転し易いトラックの標準形を示すことや、外国人ドライバーを「特定技能」の対象として認め、標準的な教育項目を策定することも求めている。

このほか、物流デジタル化・標準化団体の設立や、デジタル物流人材育成のための産学官連携も必要としている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  2. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  3. キティ好きは要注目! 使うならかわいい方がイイ♪. 新作キャラクターグッズが続々登場![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. 日産『ルークス』新型、クールなカスタマイズモデル「AUTECH LINE」が登場! 専用の黒内装も
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る