アプトがアウディ S8 新型をカスタマイズ、加速はスーパーカーに匹敵…欧州発表

ノーマル状態でも0~100km/h加速3.8秒と新型ポルシェ911より速い

最大出力はプラス129hpの700hpに

21インチホイールとカーボン製リアスポイラー

アプト・スポーツラインのアウディ S8 新型のカスタマイズプログラム
アプト・スポーツラインのアウディ S8 新型のカスタマイズプログラム全 10 枚

アプト・スポーツライン(ABT Sportsline)は、新型アウディ『S8』(Audi S8)のカスタマイズプログラムを欧州で発表した。

画像:アプト・スポーツラインのアウディ S8 新型のカスタマイズプログラム

アプト・スポーツラインは、ドイツに本拠を置き、アウディとフォルクスワーゲンのトップチューナーとして知られる存在だ。アウディと協力し、「フォーミュラE」にも参戦している。

ノーマル状態でも0~100km/h加速3.8秒と新型ポルシェ911より速い

新型S8は、新型アウディ『A8』をベースに開発された高性能グレードだ。アウディは新型『S6セダン』、新型『S6アバント』、新型『S7スポーツバック』など、最新の上位「Sモデル」に関して、欧州仕様車にはディーゼルエンジンを搭載する戦略を進めてきた。しかし、新型S8の欧州仕様車には、ガソリンエンジンを搭載する。

新型S8のパワートレインは、直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボ「TFSI」エンジンだ。最大出力は571hp、最大トルクは81.6kgmを引き出す。0~100km/h加速は3.8秒、最高速は250km/h(リミッター作動)だ。

新型S8には、48Vのマイルドハイブリッドを採用した。48ボルトの電源システム、BAS(ベルト駆動式オルタネータースターター)、リチウムイオンバッテリーを組み合わせ、走行中にエンジンを休止させ、惰性走行で燃費を稼ぐ。エンジンのスタート/ストップ機能も、幅広い走行条件で作動する。減速時には、BASがエネルギーを回生する。アウディによると、マイルドハイブリッドの効果により、実走行で100kmあたり最大0.8リットルの燃料消費を削減するという。気筒休止システムも搭載する。

最大出力はプラス129hpの700hpに

アプト・スポーツラインは、この新型アウディS8のカスタマイズプログラムを欧州発表でした。新型S8の0~100km/h加速3.8秒は、ノーマル状態でも新型ポルシェ『911』の「カレラ」と「カレラ4」の4.2秒よりも速い。アプト・スポーツラインは新型S8をカスタマイズし、スーパーカーのような加速性能を実現することを目指した。

直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボTFSIエンジンには、アプト・スポーツラインの高性能コントロールユニット、「ABTエンジンコントロールソフトウェア」を装着する。新型S8用に正確に調整されており、最大出力は700hp、最大トルクは89.7kgmに増加する。このパワーとトルクは、新型S8に対して、129hp、8.1kgmの強化となる。

エンジンの強化は、パフォーマンスの数値に明確に反映されている。0~100km/h加速は3.4秒と、新型S8に対して0.4秒短縮された。セラミックブレーキを装備した車両では、オプションで最高速を20km/h上乗せして、270km/hに引き上げることができる。

21インチホイールとカーボン製リアスポイラー

エクステリアは、新型S8のエレガントで控えめなデザインを維持している。アプト・スポーツラインは、カーボンファイバー製リアスポイラーを用意した。20インチの「ABT GR」または「ABT FR」ホイールも設定する。ABT FRホイールには、21インチもラインナップされた。このデザインは、クラシックな5本スポークデザインをアプト・スポーツラインが再解釈したものだ。ダイヤモンド加工の輪郭とブラックの仕上げは、視覚的なコントラストを生み出す。

一方、ABT GRは凹型リムを備え、光沢ブラック塗装のホイールに、ダイヤモンド加工のリムを組み合わせる。ダイヤモンド加工されたマットブラック仕上げのホイールも用意している。

インテリアには、ABTスタート/ストップスイッチカバーとABTシフトレバーカバーを設定している。

全長5180mmで、車両重量は2.3トンを超える。しかし、新型S8に標準装備されている「AIアクティブサスペンション」が、レーザースキャナーやカメラセンサーを用い、路面の凹凸を先読みすることで、サスペンションストロークをアクティブ制御する。四輪それぞれに電動式アクチュエーターとコントロールアームが連結されており、48Vバッテリーを電源として、直接的にサスペンションストロークを操作する。その結果、ロールやピッチをアクティブに制御する。

《森脇稔》

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