トヨタ、米国への投資計画を前倒しで達成…当初の2021年より1年早く

マツダとトヨタが米国アラバマ州に建設中の新工場
マツダとトヨタが米国アラバマ州に建設中の新工場全 2 枚

トヨタ自動車(Toyota)の米国部門は6月30日、米国に対する5年間の投資コミットメントを、1年早く達成した、と発表した。

トヨタ自動車は2017年1月、2017年から2021年までの5年間に、米国内で100億ドルを投資する計画を発表した。この計画はその後、マツダとの合弁新工場のマツダ・トヨタ・マニュファクチャリングUSAをはじめ、新たな投資を進めてきたことなどにより、投資額を約130億ドルへ引き上げている。

トヨタ自動車の米国部門は今回、米国に対する5年間の投資コミットメントを1年早く達成したと発表した。当初の計画では、2021年までの5年間に、米国で130億ドルを投資する予定だったが、1年前倒しの4年間で計画を達成した。この投資に関連して、6500人以上の新規雇用も創出されたという。

トヨタの米国への累計投資は284億ドルを超えており、マツダとの合弁会社を含めると、10の工場と約1500の販売店で、18万4000人以上を雇用している。

トヨタモーターノースアメリカの小川 哲男CEOは、「60年以上にわたり、米国に投資し、現地生造することにより、米国の顧客にサービスを提供してきた。米国市場へのコミットメントは揺るぎないものであり、さらに多くの米国の人々のために、電動化やモビリティを促進していく」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る