【WTCR】ホンダ シビックタイプR、公式セーフティカーに…世界ツーリングカー・カップ

全世界1000台限定

インフォテインメントとエアコンは未装備

専用イエローのボディカラー

4台のシビックタイプR レーサーがWTCRに参戦

ホンダ・シビックタイプRリミテッドエディションのWTCR公式セーフティカー
ホンダ・シビックタイプRリミテッドエディションのWTCR公式セーフティカー全 9 枚

ホンダの欧州部門は6月30日、改良新型『シビックタイプR』(Honda Civic Type R)の軽量仕様、「リミテッドエディション」が、2020年の「WTCR(FIA世界ツーリングカー・カップ)」の公式セーフティカーに指名された、と発表した。

画像:ホンダ・シビック・タイプR 改良新型のリミテッドエディションのWTCR公式セーフティカー

全世界1000台限定

リミテッドエディションは、最もダイナミックなFFハッチバックを目指して開発された。新開発の軽量コンポーネントと、無駄を省いたドライバー中心のインテリアを備えており、歴代シビックタイプRで最もスパルタンなバージョンになる。

全世界向けに1000台が限定生産される予定で、このうち、欧州市場には100台が導入される。標準のシビックタイプRの卓越したドライビングダイナミクスとパフォーマンスをベースに、高速サーキット走行向けに設計された軽量の20インチ鍛造BBSアルミホイールとミシュランの「カップ2」タイヤを組み合わせ、優れたオンロード性能を発揮する。専用チューニングされたダンパーが、この新しいホイールとタイヤの組み合わせを最適化し、ステアリングの再チューニングが最大限のコントロールとフィードバックを提供するという。

インフォテインメントとエアコンは未装備

サーキット走行を重視しており、軽量化のためにインフォテインメントシステムとエアコンシステムは省略されている。また、ルーフ、リアハッチパネル、フロントバンパー、ダッシュボードの遮音材を減らすことにより、さらなる軽量化を追求した。ホンダによると、通常のタイプRと比較して、車両重量が47kg軽いという。 他のブランドのサーキット向けのフォーマンスハッチバックとは異なり、リミテッドエディションにはリアシートが備わり、シビックの伝統の日常の使いやすさを維持している。

標準のタイプRと同様に、前方衝突警告付き衝突緩和ブレーキシステム、車線逸脱警告付き車線逸脱防止システム、車線維持支援、アダプティブクルーズコントロールなど、ホンダの安全および運転支援技術の「ホンダ・センシング」の最新バージョンを標準装備する。

専用イエローのボディカラー

エクステリアは、専用ボディカラーの「サンライトイエロー」で塗装された。リアには、ダーククロームのシビックエンブレムが装着される。ルーフとドアミラーには、コントラストのある光沢ブラック塗装が施される。ボンネットには、エアインレットが追加された。ホンダによると、大胆な配色はホンダのスポーツの伝統を反映したものであり、パフォーマンスハッチバックセグメントのユニークな提案を際立たせるという。

インテリアも、ホンダのスポーツの血統を反映している。赤いバケッシートと赤いアルカンターラ仕上げのステアリングホイールを装備する。シフトレバーは、初代シビックタイプRを連想させるティアドロップデザインだ。限定車を示すシリアルナンバープレートが添えられる。

4台のシビックタイプR レーサーがWTCRに参戦

強力な2.0リットル直列4気筒ガソリン「VTEC」ターボエンジンが搭載されている。欧州仕様の場合、最大出力は320ps/6500rpm、最大トルクは40.8kgm/2500~4,500rpmを獲得する。0~100km/h加速は、5.7秒のパフォーマンスを発揮する。

この改良新型シビックタイプRのリミテッドエディションが、2020年のWTCR(FIA世界ツーリングカー・カップ)の公式セーフティカーに指名された。サンライトイエローのボディカラーに、赤と黒の専用デカールが装着される。セーフティカーのデザインは、ベルギーのアーティストのVanuf氏が手がけた。

2020年シーズンのWTCRは9月12日、オーストリア・ザルツブルクリンクで開幕する。ホンダからは、4台の『シビックタイプR TCR』が参戦する予定だ。

《森脇稔》

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