【プジョー 208 新型】7年ぶりの全面改良、初のEVは価格389万9000円より発売

プジョー e-208(左)と208(右)
プジョー e-208(左)と208(右)全 29 枚

プジョー・シトロエン・ジャポンは、プジョー初の電気自動車(EV)『e-208』および、ベースとなる新型『208』の販売を7月2日より開始した。

7年ぶりの全面改良となる新型208およびe-208は、最新世代のコンパクトカープラットフォームCMPを採用する。サイズは全長4095mm(現行比+120mm)、全幅1745mm(同+5mm)、全高1445mm(アリュール・同-25mm)。現行モデルに比べ、ボンネットが低く長く、よりタイヤが四隅に配され、安定したスタンスを持つ美しいプロポーションを実現した。

フロントマスクは三本爪をモチーフとしたフルLEDヘッドライト(グレードにより異なる)に加え、3Dデザインのデイタイムランニングライト「セイバー(サーベルの意)」を装備。リアは最新プジョー車共通のブラックバンドと三本爪をモチーフとしたテールライトが引き締まった印象を与えている。

インテリアでは、最新の3D i-Cockpitを採用。3D表示によりデータの重要度や緊急度に応じて、ダイナミックかつ奥行きをもって情報を変化して表示する。センターコンソール上部には7インチのスクリーンを配置。空調、オーディオ、ナビゲージョンシステム、車輌設定などを行うことができる。

また、最新の先進運転支援システムを全グレードに標準装備。アクティブセーフティブレーキをはじめ、アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付き)、レーンポジショニングアシストなど、フラッグシップ『508』に迫る内容となっている。

新型208のパワートレインは、最高出力100ps、最大トルク205Nmを発揮する1.2リットル3気筒ガソリンターボと電子制御8速ATの組み合わせ。スムースで軽快、効率とレスポンスに優れた走りを実現する。また、GPF(ガソリン・パーティクル・フィルター)を装着し、排ガスのクリーン化とともに燃費を約7%改善。19.5km/リットル(JC08モード)という低燃費を実現する。

一方、EVモデル e-208は最高出力136psを発生する電気モーターと、Bセグメントでは大容量となる50kwhのバッテリーを搭載する。自然吸気ガソリンエンジンで2.6リットル相当の最大トルク260Nmをゼロ回転から発生。瞬時の応答性を発揮することで刺激的なドライビング体験を提供する。ドライビングモードは、「スポーツ」「ノーマル」「エコ」の3種類を用意。ブレーキは、内燃機関でのエンジンブレーキをシミュレートした「D」モードおよび、エネルギー回生を強化し、アクセルペダルだけでより積極的に減速をコントロールする「B」モードの2つから選択できる。

満充電に要する時間は、コンセント型の普通充電(3kw/15A/200V)で約18時間、ウォールボックス型の普通充電(6kw/200V)で約9時間。CHAdeMO急速充電(50kw)では約50分で80%充電できる。満充電での最大走行距離は340km(欧州WLTPモード)となっている。

価格は208が239万9000円から293万円。e-208は389万389万9000円から423万円。

《纐纈敏也@DAYS》

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