特急『あそぼーい!』に環境に優しいバイオ燃料…熊本-別府間の運行が始まる8月8日から

バイオディーゼルが混合使用される『あそぼーい!』用のキハ183系1000番台。
バイオディーゼルが混合使用される『あそぼーい!』用のキハ183系1000番台。全 4 枚

JR九州熊本支社は7月1日、豊肥本線が全線再開する8月8日から熊本~別府間の運行となる特急『あそぼーい!』用キハ183系1000番台の燃料に「バイオディーゼル」を導入すると発表した。

【画像全4枚】

バイオディーゼルは、菜種油や廃食用油などから生成されるディーゼルエンジン用のバイオ燃料で、気動車の燃料として使われている軽油と比べて、喘息や酸性雨の原因とされている硫黄酸化物(SOx)の排出を、2分の1から3分の1程度まで減らすことができるため、環境に優しい燃料と言われている。

今回の導入に際しては、7月31日まで熊本駅コンコースのみどりの窓口前に「廃油ステーション」を設け、ペットボトルなどの蓋付き容器に入れた家庭排出の廃油を受け付ける。バイオディーゼルは8月8日から1か月程度、従来の燃料と混合して利用される予定。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…岩貞るみこ
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. 米倉涼子と覚醒剤オトコとヤナセの関係---『FRIDAY』
  5. トヨタとパナソニックの合弁、新型リチウムイオン電池生産開始…レクサス『RZ』やスバル『ソルテラ』に搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る