農園&駐車場3台つき分譲住宅、駅から徒歩23分で3000万円…買う人たちのリアル

ポラスグループの中央住宅が7月3日から販売する『ハナミズキ春日部・藤塚』全22邸(埼玉県春日部市藤塚字川窪9)
ポラスグループの中央住宅が7月3日から販売する『ハナミズキ春日部・藤塚』全22邸(埼玉県春日部市藤塚字川窪9)全 10 枚

埼玉県春日部市藤塚、古利根川のほとりにユニークな分譲住宅が出現した。東武スカイツリーライン(伊勢崎線)一ノ割駅から徒歩23分という立地なのに、複数台駐車場と市民農園利用権つきという意外な組み合わせで、すでに購入希望者があちこちから集まっているという。どんな人たちが買うのか。

【画像全10枚】

物件はポラスグループの中央住宅が販売する「ハナミズキ春日部・藤塚」全22邸。全邸200平米超の敷地と市民農園利用権、2~3台分のカースペースなどがセットになった分譲住宅で、2階建タイプを17邸、平屋タイプを5邸つくる。

その最大の特長は、隣地に確保した約300平米の市民農園や、クルマ3台もとめられる駐車場スペース。市民農園では、農家が栽培や運営のノウハウを住民に教えるといったイベントなども定期的に開催していくという。

また、コロナショック以降で拡大するテレワークやリモートワークのトレンドにあわせ、大半の住戸に書斎コーナーやスタディカウンターを設置。いま注目を集める自宅でのワークスペースも積極的に採り入れている。

デザインは、軒を出した外観スタイルや化粧梁・畳・障子といった室内素材など、和を感じるつくりに。「近所づきあいが希薄になっている昨今、住民同士のコミュニティ形成を図るうえでポイントとなる、管理組合を結成。ワークショップやイベントも開催する予定」という。

通風設計も独自。同物件では、古利根川の川面に流れる夏場のひんやりした風が取り込めるよう、風の流れを計算した街区全体の通風設計を施し、川面の風から四季を感じる演出も施されている。

さらに、景観を維持するために春日部市初の景観協定も住民同士で締結予定。建築物の改修や改築、植栽の変更などは協定で決められた範囲内に制限されるほか、フットパス(農園への共用通路)・街角広場の維持管理についても、住民共同で維持管理する仕組みにしたことから、美しい街並みを保つ・育てる、が図れる。

3000万円前後の200平米超え分譲住宅を、どんな人が買うか

ハナミズキ春日部・藤塚ハナミズキ春日部・藤塚販売価格は2880万~3580万円。気になるのは、こうした農園と複数台駐車場がついた3000万円前後の200平米超え分譲住宅を、どんな人が買うかだ。

最寄り駅の一ノ割駅から徒歩23分、路線バスなど公共交通機関も乏しい地域にある「ハナミズキ春日部・藤塚」全22邸。急行などの優等列車も停まらないローカルな駅が最寄りのうえに、駅まで歩いて23分という立地の物件。都心へ毎日通勤する人にとっては、選択肢に入らないと思うのがふつうだけど、意外にも「霞が関に務める国家公務員などが購入相談に訪れる」という。

「購入検討中の人は、夫の年収600万円以上で妻が400万円以上の世帯年収1000万円以上の20代パワーカップルから、30代子持ちファミリー、50代会社役員クラスまでいろいろ」と中央住宅 担当者。

「東京や神奈川の30坪住宅に住む人や、都心の家賃20万円前後の賃貸マンションに住む人が、このハナミズキ春日部・藤塚の購入を検討している。やはり広い敷地と市民農園利用権という新しい組み合わせに価値を感じている人が多い」(中央住宅)

週に1回だけセダンで都心へクルマで通勤、週末にもう1台のSUVで

ハナミズキ春日部・藤塚ハナミズキ春日部・藤塚そこで気になるのは、3台もとめられる駐車スペース。各邸にEV・PHV用の200Vコンセントや、雨水タンクなどを備えるハナミズキ春日部・藤塚は、「クルマ保有者層にも注目を集めている」という。

「テレワークや在宅勤務が普及し、1週間に1回ぐらいしか都心のオフィスに行かないという人も、この物件を狙っている。クルマ好きも多く、週に1回だけセダンで都心へクルマで通勤して、週末にもう1台のSUVで山へ出かける、戻ったらタイヤまわりを雨水で流す……、といった楽しみ方を考えている人が購入を考えている」

また、趣味性の高い自転車やバイクを複数台とめるスペースや、川面をながめながらバーベキューをするスペースとして使う人も多いとも教えてくれた。

市民農園は当初5年間の利用料は中央住宅で負担、各住戸の庭にはポタジェ(家庭菜園)も設置しているハナミズキ春日部・藤塚。霞ケ関に通う国家公務員や、東京・千葉・埼玉などの学校に勤務する教員、大手企業の役員、世帯年収1000万円超えの20代パワーカップルなど、さまざまな層が集まる農園つき分譲住宅にリアルなユーザイメージがあった。

《レスポンス編集部》

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