タクシーを改造した新型コロナ軽症患者移送車 日本交通が運行を開始

新型コロナウイルス患者の軽症者移送用に改造したJPN TAXI
新型コロナウイルス患者の軽症者移送用に改造したJPN TAXI全 8 枚

日本交通は、トヨタ自動車、デンソーの協力のもと、トヨタ『JPN TAXI(ジャパンタクシー)』車両をベースに、新型コロナウイルス患者の軽症者移送用車両に改造し、7月7日から運行を開始したと発表した。

【画像全8枚】

ジャパンタクシーを飛沫循環抑制車両に改造した。運転席・助手席のある車両前方スペースと、後部座席以降の車両後方スペースの間に隔壁を設置し、前方を陽圧、後方を陰圧とすることで、後方の空気が前方に循環しないようにコントロールする。トヨタが感染拡大の抑制や医療現場の支援に向けて開発したもの。

後部座席には車両前部にあるエアコンから専用のパイプで冷気を送る仕組み。エアコンのオン・オフのスイッチも操作できないようにして車両運行中、常にエアコンを作動させ、パイプの途中には専用の送風機を設置することで冷気を送り込む。また、エアコン停止前には運転席側に設置した専用のバルブを必ず閉めることで、運転席側への空気の逆流を防ぐ。

車両後部座席、前席助手席部分にはデンソー製の高効率空気清浄機を設置。微粒子を99%以上回収できるフィルタを採用し、車内の空気を浄化する。

患者送迎車は、一般の営業に入らない専用車両として運行する。運転者は患者の乗降時も車両を下りず、患者との接触は一切ない形をとる。当面は5台でスタートし、今後の感染状況を鑑みながら、患者送迎車の運行を支援する日本財団と増備を検討する。

《レスポンス編集部》

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