[カーオーディオ・インストレーション]メインユニット…取り外し方

市販1DINメインユニットの一例(カロッツェリア)。
市販1DINメインユニットの一例(カロッツェリア)。全 1 枚

カーオーディオユニットがどのように取り付けられているのかを紹介しながら、カーオーディオの奥深さを掘り下げようと試みている当コーナー。今回からは新章に突入し、「メインユニット」の取り付けに関する解説を展開していく。

まず今回は、純正メインユニットの取り外し方について考察していく。なお、基本的に交換が可能となるのは「DIN」サイズの純正メインユニットだけだ。

参考までに説明すると、「DIN」とはそもそも「ドイツ工業規格」の略なのだが、カーオーディオの大きさが国際規格として定められた以降もこれがカーオーディオのサイズを表す名称として使われ続けて来た。で、その具体的な寸法は、「1DIN」がタテ50mm×ヨコ178mmで、「2DIN」がタテ100nn×ヨコ178mmだ。奥行きについては規格として定められてはいない。

ちなみに横幅は180mmと説明されるケースもあるが、国産主要カーAV機器メーカーの各製品の仕様を確認すると、ほとんどが178mmと表示されている。日本においての「DIN」サイズの正確な横幅は178mmと考えて良さそうだ。

なお昨今は、横幅が約200mmに拡大された純正メインユニットも多くなってきていて、そのような機器からの交換用に、市販品でも200mmの横幅が確保されたモデルも多々リリースされるようになっている。

ところで「DIN」サイズではない純正メインユニットも、絶対に取り外せないわけではない。しかし周辺パネルと一体化されていたらそのパネルをカットしなくてはいけないし、かつオーディオ以外の機能も受け持っている場合には、外してしまうとその機能が使えなくなる。また、無理矢理外したところで、そのスペースにジャストで収まる市販品がないわけなので、交換は現実的ではない。

さて、純正メインユニットが横幅200mmのものも含めた「DIN」サイズであれば、市販品への交換が可能となる。そして交換するためにはまず、純正メインユニットを取り外さなくてはいけないのだが、これがなかなかに面倒であるケースも少なくない。

純正メインユニットを取り外すためには普通、周辺パネルを先に取り外す必要があるのだが、それらをどこまで取り外せばいいのかは、車種ごとで状況がさまざまだ。なので、簡単に取り外せる場合もあるが、逆に、かなりの手間を要する車種も有り得ている。いろいろなパネルが干渉しあって取り付けられている場合は、広範囲にわたってバラさなければならなかったりもする。

しかしながら関係するパネル類を外し終われば、あとは本体を固定しているネジを外せば取り外せる。配線類がくっついているのでコネクター類を破損しないように配慮されながら、慎重に取り外しが実行される。

今回はここまでとさせていただく。次回は配線についての解説を行う。お楽しみに。

カーオーディオ・インストレーション百科 Part4「メインユニット」編 その1・“取り外し方”について

《太田祥三》

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