3つのキーワードだけで位置を特定、MapFanが新検索機能を公開

スマートフォンでの利用イメージ:東京タワーの場合
スマートフォンでの利用イメージ:東京タワーの場合全 2 枚

インクリメントPは7月9日、英what3words社と提携し、3メートル四方にアトランダムに設定された「3つのキーワード」を共有することで、互いに場所を特定できる検索機能を「MapFanサービス」に公開した。

この機能は、what3words社が開発したアルゴリズムにより、世界中を3メートル四方に分割したエリアごとに、よく使う任意の一般単語をアドレスのように割り当てられているのが特長。住所、地名、緯度経度など場所を正確に特定する情報がない場合でも、3つのキーワードを利用することで、互いが特定の場所を共有できる。

例えば、インクリメントP本社所在地は、「ふみば」「まぶた」「おちゃめ」と表現される。what3wordsの普及によって、カーナビや地図アプリで長い住所入力の代わりに利用されたり、タクシーでの口頭による目的地伝達も容易になることも期待される。特に、住所で特定できないエリア(公園や山間部など)、通称や屋号など複数の場所名称がある地域などでは有効だ。

インクリメントPでは今後、コネクテッドカー、配車管理や物流システムでの利用拡大などが想定されることから、法人利用分野での利用促進も推進していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  3. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  4. 「めちゃくちゃ好きでした、さよなら」フォードGTの販売終了に対しファンからは悲しみの声
  5. ジープ『グラディエーター』、カナダで約120万円値下げ…2026年型を年内発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る