[カーオーディオ“チョイスのキモ”]ユニットサブウーファー その2…価格

ユニットサブウーファーの一例(フォーカル)。
ユニットサブウーファーの一例(フォーカル)。全 1 枚

カーオーディオに興味のある方、そして既に楽しんでいる方々に向けて、製品選びの勘どころを説明している当コーナー。前回からは「ユニットサブウーファー」についての解説を開始した。その第2回目となる当回では、「価格」について考えていく。

ところで前回、「ユニットサブウーファー」を選ぶ上では4つのポイントがあると説明した。その4つとは、「価格」、「口径」、「ブランド」、「個々の特徴」だ。

というわけで「ユニットサブウーファー」選びにおいても、まずは「予算ありき」だ。ピンからキリまでがあり、上を見れば驚くほどの高級機も存在している。しかし、無理をし過ぎることはない。

ちなみに「ユニットサブウーファー」選びでは特に、「何を求めるか」 によってもターゲットが変わってくる。例えば、「ユニットサブウーファー」の中にはいわゆる「音圧競技用」のハイスペックモデルもある。それらはとにもかくにもハイパワーであることが目指されて作られている。つまり、普通に音楽を楽しもうとするときにはオーバースペックだ。競技を目指すのでなければ、こういったモデルを敢えて選ばなくも良いだろう。

また、フロントスピーカーとのバランスを取ることも大事だ。使用中のフロントスピーカーがハイグレードモデルであるのなら、それに見合う上級機を選びたい。逆にフロントスピーカーがエントリー機であるのなら、「ユニットサブウーファー」だけに多くの予算を注入するのは現実的とは言い難い。もちろんフロントスピーカーのバージョンアップを計画しているのなら話は別だが、愛用のフロントスピーカーを長く使おうと思っているのなら、それとのグレード的なバランスを取ろうとするのは考え方として妥当だ。

もちろん、より上等なものをチョイスした方が良いのは確かだが、ハードルを上げすぎて結局導入を断念するよりは、まずは使ってみることが肝要だ。廉価なモデルであってもフロントスピーカーでは出せない超低音が再生可能となるので、大きな変化がもたらされる。“カーオーディオ・プロショップ”に仕事を頼めば、捻出できる予算の中で最大の効果を上げてくれるに違いない。臆せずトライをしてほしい。

さて次回は、「価格」以外のポイントについて詳しく解説していく。お楽しみに。

「サウンドユニット」の“チョイスのキモ”を徹底解析! Part5・ユニットサブウーファー編 その2 「価格」について

《太田祥三》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  5. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る