DSの平均CO2排出量、欧州プレミアムブランドで最少に…2020年上半期

DS3 クロスバック E-TENSE
DS3 クロスバック E-TENSE全 3 枚

DSは7月8日、2020年上半期(1~6月)に欧州で販売した新車の平均CO2排出量がプレミアムブランドで最も少ない79.9g/kmとなり、プレミアムブランドで唯一、2021年からの95g/kmのCO2排出量目標を達成した、と発表した。

今回の発表は、DSの電動化に対する継続的な取り組みの成果になる。DSは2019年以降、『DS 7クロスバック』にプラグインハイブリッド車(PHV)、『DS 3クロスバック』にEV、『DS 9』にPHVを設定してきた。

中でも、『DS 3クロスバックE-TENSE』は、DSブランド初のフルEVだ。同車には、最大出力136hp、最大トルク26.5kgmを発生するモーターを搭載し、0~50km/h加速3.3秒、0~100km/h加速8.7秒の性能を発揮する。バッテリーは蓄電容量50kWhのリチウムイオンだ。1回の充電での航続は、WLTPサイクルで320km、NEDCサイクルで430kmとした。

欧州では2021年から、新車の平均CO2排出量目標は、95g/kmに設定される。DSによると、新車の平均CO2排出量は競合他社を下回っており、110g/km以下のCO2排出量を達成している他のプレミアムブランドはないという。

DSは 2025年までに、CO2排出量をさらに削減することを目指しており、全車に電動パワートレイン車を用意する、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「赤色くるー!!」2026年モデルのカワサキ『エリミネーター』に熱視線!新カラー&グラフィック追加へ
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る