スバル クロストレック に2021年型、今夏米国発売…2万2245ドルから

フロントマスクをイメージチェンジ

6.5インチマルチメディアシステム

最大出力152hpの2.0リットルボクサー

最新アイサイト採用

「リミテッド」は182hpの2.5リットルボクサー搭載

スバル・クロストレック( XV に相当)の2021年モデル(北米仕様)
スバル・クロストレック( XV に相当)の2021年モデル(北米仕様)全 9 枚
SUBARU(スバル)の米国部門のスバルオブアメリカは7月9日、『クロストレック』(日本名:『XV』に相当)の2021年モデルを今夏、米国市場で発売すると発表した。米国ベース価格は、2万2245ドル(約238万円)だ。

◆フロントマスクをイメージチェンジ

2021年モデルでは、エクステリアのデザインを変更した。フロントグリルを、従来よりもメッキを太くした新しいデザインに改めた。フロントバンパーも、フォグライトカバーまたはフォグライトインサートカバーが新デザインとなり、イメージチェンジが図られている。

2021年モデルでも、大胆なSUVデザインは健在だ。ブラックの17インチアルミホイール、ルーフレール、ブラックサイドクラッディング、グロスブラックのルーフスポイラーを装備した。タフな外観は、最低地上高220mmを備えた高機能シャシーと組み合わせられ、都市走行でもオフロード走行でも優れた実用性を発揮するという。

◆6.5インチマルチメディアシステム

2021年モデルには、全車に「STARLINK」タッチスクリーン付き6.5インチマルチメディアシステム、グーグルの「Android Auto」とApple の「CarPlay」、60対40の分割式リアシート、燃費情報付きのマルチファンクションディスプレイ、キーレスエントリー、エンジンイモビライザー付きセキュリティシステムが装備される。キャビンは、センターダッシュパネルとフロントとリアのドアパネルにブラックのカーボンファイバー調仕上げが施された。

「プレミアム」グレードには、STARLINK の6.5インチマルチメディアプラスが追加される。デュアルUSBポートも装備している。オプションで、「レーンチェンジアシスト」と「リアクロストラフィックアラート」によるブラインドスポット検出が行える。

◆最大出力152hpの2.0リットルボクサー

2021 年モデルのクロストレックには、主要グレードに2.0リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンを引き続き搭載する。最大出力は152hp、最大トルクは20kgmを引き出す。トランスミッションは6速MTが標準だ。オプションで、CVTの「リニアトロニック」が用意される。CVT搭載車の米国EPA(環境保護局)予想燃費は、高速道路でおよそ14km/リットルを実現している。

すべてのCVT搭載モデルは、ステアリングホイールにパドルシフトが付き、8速マニュアルモード機能を備えている。「X-MODE」と「ヒル・ディセント・コントロール」も標準だ。ベースモデルには、ローシフトモードを備えており、坂を下るときのコントロール性能を引き上げる。

◆「リミテッド」は182hpの2.5リットルボクサー搭載

最上位モデルの「リミテッド」グレードには、2.5リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンを搭載する。最大出力は182hpを引き出す。

リミテッドは、ブラックの専用18インチアルミホイール、ウインカー付きのボディ同色ドアミラーを備えている。「ハイビームアシスト」も標準だ。レーンチェンジアシストと、リアクロストラフィックアラートによるブラインドスポット検出も標準装備されている。LEDステアリング連動ヘッドライト、LEDデイタイムランニングライト、 LEDフォグランプが標準装備される。STARLINK 8.0インチマルチメディアプラスシステムと、カラーLCD付きのマルチファンクションディスプレイも採用される。

◆最新アイサイト採用

2021年モデルには、先進運転支援システム(ADAS)として、最新の「アイサイト」がCVT車に標準装備される。このアイサイトは、2021年モデルでは、レーンセンタリング機能を備えた「アドバンスド・アダプティブクルーズコントロール」で強化された。衝突を回避する自動ブレーキも採用される。「プリコリジョン・スロットル・マネジメント」、「レーン・ディパチャー・プリベンション」、「先行車発進アラート」、オートスタート&ストップ、「SI-DRIVE」などが含まれる。

CVT車のSI-DRIVEは、ドライバーが「インテリジェント」モード、または「スポーツ」モードを選択して、車両のスロットル特性を調整できるパワートレインパフォーマンスマネジメントシステムだ。インテリジェントモードを選択すると、アクセル入力をスムーズにして燃料を節約し、スポーツモードではスロットルを調整して、パフォーマンスを強調する。

CVT車の「リアシートリマインダー」は、降車する前にリアシートを確認するようドライバーに警告することで、子どもやペットの車内置き去りを防止する。

《森脇稔》

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