BMWグループのMINIは、2020年上半期(1~6月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は11万8862台。前年同期比は31.1%減と、引き続き前年実績を下回った。
上半期の車種別販売実績では、『カントリーマン』(日本名:MINI『クロスオーバー』)の電動モデルが好調だった。プラグインハイブリッド車(PHEV)のMINI『クーパーSE クロスオーバーALL4』は上半期、前年同期比4.1%増の8587台と堅調だった。
上半期の市場別の販売実績では、米国が1万0525台を販売した。前年同期比は38.5%減と落ち込む。日本は上半期、8473台を販売した。前年同期比は32.6%減だった。
MINIの2019年の世界新車販売台数は、34万6639台。前年比は4.1%減と、2年連続で前年実績を下回った。
MINI 5ドアハッチバックMINIは2019年夏、MINI『ハッチバック』のEV、MINI『クーパーSE』を欧州で発表した。これにより、ブランドのさらなる電動化を進めていく。