スバル クロストレック に「スポーツ」…今夏米国発売 2万6495ドルから

最大出力182hpの2.5リットルボクサー搭載

スポーティな専用仕上げの内外装

マルチメディア「STARLINK」の最新版を搭載

スバル・クロストレック ( XV に相当)のスポーツ
スバル・クロストレック ( XV に相当)のスポーツ全 11 枚

SUBARU(スバル)の米国部門のスバルオブアメリカは、『クロストレック』(日本名:『XV』に相当)の2021年モデルに、新グレードの「スポーツ」を設定し、今夏発売すると発表した。米国ベース価格は、2万6495ドル(約283万円)と発表されている。

最大出力182hpの2.5リットルボクサー搭載

スポーツのパワートレインには、2.5リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンが搭載される。最大出力は182hp、最大トルクは24.3kgmを引き出す。他のグレードの2.0リットル水平対向4気筒ガソリンエンジン(最大出力152hp、最大トルク20kgm)に対して、30hp、4.3kgmパワフルとなる。

トランスミッションは、CVTの「リニアトロニック」で、駆動方式はアクティブ・トルク・ベクタリング付きのシンメトリカルAWDだ。米国EPA(環境保護局)の予想燃費は、高速で約14.5km/リットルとした。

スポーツには、ヒルディセントコントロール付きの2モードの「X-MODE」を、クロストレックシリーズで唯一搭載する。X-MODEは、4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロールすることで、悪路からのスムーズな脱出を実現するシステムだ。スバル・クロストレック ( XV に相当)のスポーツスバル・クロストレック ( XV に相当)のスポーツ

雪道や砂利道など滑りやすい道を走行する時は「SNOW・DIRT」モード、深雪やぬかるみといったタイヤが埋まるような道では「DEEP SNOW・MUD」モードを設定。スイッチ操作で、モードを選択するだけで、さまざまな道を安心して走行できる。また、下り坂などで車速が急に上がってしまうような場面では、ヒルディセントコントロールが作動。ブレーキ操作に気をつかう雪道や砂利道の下り坂などにおいて、常に一定の車速を維持しながら下ることができる。

スポーティな専用仕上げの内外装

スポーツは、エクステリアに専用のホイールアーチモールディング、ダークグレー仕上げのスポーツタイプ17インチアルミホイールを装備した。フロントグリル、ドアミラー、エンブレムはガンメタルで仕上げられる。スポーツのボディカラーは、新色のプラズマイエローパールとホライゾンブルーパールを含む7色から選択できる。

スポーツのインテリアには、イエローのステッチが施されたシートなどに、専用素材の「StarTex」が使用される。StarTexは、ポリ塩化ビニール(PVC)、フタル酸エステル、塩素を使用せずに製造された軽量ウレタン素材だ。カーボンファイバーのインテリアトリムアクセントも装備される。メーターには、カラーLCDとイエローのメタリックフィニッシュトリムリングが備わる。スバル・クロストレック ( XV に相当)のスポーツスバル・クロストレック ( XV に相当)のスポーツ

イエローのステッチは、ドアトリムパネルのレザー製アームレスト、革巻きステアリングホイール&シフトレバー、マルチファンクションディスプレイのバイザー、センターコンソールの収納ボックスのふたに使用される。フロアマットは、スポーツのロゴとイエローのステッチが配された。フロアマットの裏地には、リサイクル素材のポリエチレンテレフタレート(PET)を導入する。高出力のLEDリアゲートライトも装備された。

マルチメディア「STARLINK」の最新版を搭載

スポーツには、最新の「STARLINK」マルチメディアシステムが標準装備される。高解像度のタッチスクリーンを備えており、Appleの「CarPlay」やグーグルの「Android Auto」、Bluetoothハンズフリー通話やオーディオストリーミング接続、電話の音声起動コントロールなどの機能が使える。標準装備されている6.5インチマルチメディアプラスは、シングルディスクCDプレーヤー、「SiriusXM」オールアクセスラジオ、SiriusXM の「TravelLink」、STARLINKアプリ、Wi-Fiホットスポット機能などがある。スバル・クロストレック ( XV に相当)のスポーツスバル・クロストレック ( XV に相当)のスポーツ

オプションの8.0インチ「マルチメディアプラス」は、無線アップデートと近距離無線通信が採用される。STARLINKのコネクテッドサービスには、3つのパッケージが用意される。「STARLINK セーフティ・プラス・パッケージ」には、SOS緊急アシスト、強化されたロードサイドアシスト、自動衝突通知、メンテナンス通知、車両診断レポートと診断アラートが含まれている。

「STARLINKセーフティ・プラス&セキュリティ・プラス・パッケージ」には、リモートコントロールエンジンスタート&クライメートコントロールを装備した。盗難車の発見サービス、車両セキュリティ警報通知、リモートロック/ロック解除、リモートホーンとライトも採用する。

「STARLINKコンシェルジュ・パッケージ」では、レストランやホテルの予約、スポーツや劇場イベントのチケットの購入、サービスの予約などの便利な機能が利用できる、としている。

《森脇稔》

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