ロータス、後付けデジタルコックピット発表…世界4000以上のサーキットデータ収録

ロータスカーズの「デジタル・インストルメント・パック」
ロータスカーズの「デジタル・インストルメント・パック」全 8 枚

ロータスカーズ(Lotus Cars)は7月14日、2008年以降に生産された『エリーゼ』と『エキシージV6』に後付けできるデジタルコックピットを英国本国で発表した。世界市場にも展開する予定だ。

写真:ロータスカーズの「デジタル・インストルメント・パック」

このデジタルコックピットは、「デジタル・インストルメント・パック」と呼ばれる。GPSテクノロジーとラップパフォーマンスインジケーターが組み込まれており、サーキットを走行する顧客が、データを測定、表示、記録できる。

システムのソフトウェアには、全世界の4127のサーキットの詳細データが収録されており、ドライバーがサーキットにいることを自動的に認識する。ドライバーは、スタート/フィニッシュラインの座標をダウンロードしてラップタイムを計算し、データをダウンロードして、デジタルディスプレイでリアルタイムに走行データを分析できる。

ユーザーはニーズに合わせて、高コントラストの6インチTFT画面の表示をカスタマイズすることも可能だ。システムはカメラ入力も備えており、ポータブルアクションカメラを接続して、オンボード映像を撮影することもできる。

デジタル・インストルメント・パックは、2008年以降に生産されたエリーゼとエキシージV6のダッシュボードにぴたりと収まる設計で、純正メーターと交換して装着する。英国本国での価格は、取り付け料金別で1470ポンド(約20万円)。ディーラーで装着した場合、2年間の保証が付帯する、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』次期型はいつ登場? ハイブリッドスポーツとして最速2027年発表か
  2. 【日産 フェアレディZ 新型試乗】まるで日本製のアメ車? そこはかとなくアメリカを感じる…中村孝仁
  3. フィアット、『500ハイブリッド』欧州発表…6速MTのマイルドハイブリッドに
  4. メルセデスベンツの小型3列シートSUV『GLB』に新型、まずはEVがデビュー…航続最大631km
  5. 「間違いなく正解」新型トヨタ『RAV4』がSNSで話題沸騰! 注目グレードはやはり「GRスポーツ」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る