独アウディ、電動パワートレイン技術の特許出願が自動車メーカー最多 2019年

アウディの電動パワートレイン技術
アウディの電動パワートレイン技術全 3 枚

アウディ(Audi)は7月15日、電動パワートレイン技術に関して、2019年にドイツで出願した特許が自動車メーカー最多となった、と発表した。

ドイツ特許商標庁と欧州特許庁(EPO)のデータによると、2019年にアウディは電動パワートレイン技術に関して、660件の特許をドイツで出願した。2017年と比較すると、660の特許の件数は42%の増加にあたる。

中でも、プラグインハイブリッド車(PHV)とフルEVのアウディ「e-tron」モデルに関して、57件の特許が出願されている。

アウディは2019年、合計で1200件を超える特許を出願した。年間で1日あたり3件を超える特許を出願したことになる。特許の内容は、時代に合わせて変化する。当初は、シャシー、エンジン技術、トランスミッションの分野に重点が置かれていた。現在では、デジタル化と電動モビリティがリストの一番上にある。

アウディは現在、世界中で約1万3000件の特許を保有している。アウディは、多くの競合他社が電動パワートレイン技術を外部から購入するのに対して、アウディは多くの分野で自社開発している、としている。

《森脇稔》

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