ブロードリーフ、フィリピンのEV三輪車メーカーと連携 アフターマーケットのプラットフォーム化促進へ

ブロードリーフとBEMACフィリピンズ社
ブロードリーフとBEMACフィリピンズ社全 1 枚

ブロードリーフおよびフィリピン子会社ブロードリーフ I.T. ソリューション(BLITS)は7月20日、アセアンおよび南アジア諸国でEV事業を展開するBEMACフィリピンズ社とフィリピンにおけるモビリティ関連のアフターサービス事業に関する総合プラットフォームの確立に向けたMOU(覚書)を締結した。

フィリピン国内では、人々の主要な交通手段である三輪車両(トライシクル)をはじめとするガソリン車の排気ガスによる大気汚染が社会問題となっており、政府主導で排気ガス削減を目的としたEV車の導入を進めている。しかし、車両の維持と安全運行を担保するための、点検・整備、部品流通を担うインフラ(自動車アフターマーケット)を構築しなければならないという課題を抱えている。

今回のMOU締結は、フィリピン政府にEV三輪車両3000台納入の実績があるBEMACフィリピンズ社と、日本市場で自動車アフターマーケットに関わる事業者にITサービスを提供するブロードリーフ、フィリピンにおける部品流通市場の確立を目指すBLITSの3社が協働することで、EV車の生産、投入から点検・整備、補修部品流通に至るまでの工程をワンストップで提供するインフラを構築し、IT化を進めるなどの自動車アフターマーケットのプラットフォーム化を促進することを目的としている。

ブロードリーフは、MOU締結に基づき、3社間で協働することで、フィリピンにおける本事業のプラットフォーム化に向けた取り組みを促進するとともに、これまで日本市場で得たナレッジとテクノロジーの力を生かし、一連のイノベーションを加速させるため、今後フィリピンにおける主要都市政府および、MaaS関連の民間事業者と連携していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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