鹿児島本線の貨物列車は8月3日に熊本まで再開予定…芸備、福塩の両線は8月に再開の見込み 令和2年7月豪雨

JR貨物の貨物列車も通過する肥薩おれんじ鉄道だが、現在も八代~水俣間で運行を見合わせているため、鹿児島県内への運行ができない状態が続いている。写真は同区間で最も被害が大きい海浦~佐敷間の佐敷トンネル付近の被災直後の様子。左手の山から崩れた土砂と木々がその下の国道を巻き込んで大量に線路に流れ込み、佐敷トンネルの出入口が架線とともに完全に埋没した。
JR貨物の貨物列車も通過する肥薩おれんじ鉄道だが、現在も八代~水俣間で運行を見合わせているため、鹿児島県内への運行ができない状態が続いている。写真は同区間で最も被害が大きい海浦~佐敷間の佐敷トンネル付近の被災直後の様子。左手の山から崩れた土砂と木々がその下の国道を巻き込んで大量に線路に流れ込み、佐敷トンネルの出入口が架線とともに完全に埋没した。全 1 枚

JR貨物は7月21日、運行見合せが続いている鳥栖貨物ターミナル~鹿児島貨物ターミナル間の貨物列車を、8月3日に熊本まで再開する見込みになったと発表した。

熊本県内の長洲~植木間が同日に再開する見込みになったことを受けての措置で、同区間の再開後は、熊本~川内・鹿児島貨物ターミナル間での代行輸送を実施するとしている。

一方、JR西日本は7月21日、運行を見合わせている芸備線三次~下深川間を8月下旬、福塩線府中~塩町間を8月中旬に再開できる見込みになったと発表している。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産の商用車200台超、英国ホテルチェーン大手が導入へ…価格や性能が決め手に
  2. 【DS N°8 新型試乗】ハンドリングはもはや「賢者」、フランス車の味わいを濃縮した極上の一台…南陽一浩
  3. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  4. SHOEIのフラッグシップヘルメットに限定「カーボン」仕様が登場!「垂涎の一品」「想像より安い」など話題に
  5. 公道走行不可、メルセデスAMG最強「GT2エディションW16」発表…F1技術搭載で830馬力
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る