eスポーツの国際ルール形成 経産省が戦略を検討へ

eスポーツの例
eスポーツの例全 2 枚

経済産業省は7月20日、世界的に拡大が見込まれるeスポーツ競技大会について公平・公正な大会実現に不可欠な国際ルールの検討に関する主要国の動向調査を行い、ルール形成に向けた全体戦略策定に取り組むと発表した。

「eスポーツ」は、国内でも流行の兆しを見せつつあり、日本のコンテンツ市場で今後の成長分野として期待されている。民間企業の調査によると、スポンサー料や放映権、チケット販売等のゲーム産業としての市場規模は2019年時点で約61億円を超えており、2023年には約150億円を超えるとの予測もある。

海外のeスポーツ大会では、各パブリッシャーがそれぞれ独自のルールを構築しており、国際的に統一された基準がない。

経済産業省では「2020年度産業標準化推進事業委託費(戦略的国際標準化加速事業:ルール形成戦略に係る調査研究(eスポーツに係る競技大会の信頼性確保))」を実施する。公平・公正な競技性の確保に関する通信環境などの基準についての諸外国における動向を調査する。また、主要国でのルール形成への関心度合いと、内容の調査分析、ルール形成決定プロセス、仕組みなどについて調査し、eスポーツ競技大会の国際ルール形成を実行する上での全体戦略策定に取り組む。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る