中小運輸事業者の運輸安全マネジメント普及促進 国交省が強化へ

運輸安全マネジメントシステムの概要
運輸安全マネジメントシステムの概要全 2 枚

国土交通省は7月28日、中小運輸事業者に運輸安全マネジメントの普及促進活動を強化するため、民間のリスクマネジメント会社、運輸関係団体が参画する協議会を7月31日に開催すると発表した。

【画像全2枚】

過去の運輸事業での重大事故の教訓から、各運輸事業者が経営トップのリーダーシップの下、会社が一体となった安全管理体制の構築や安全に関する取り組みが重要なため、陸・海・空の各事業法を改正し、2006年10月に運輸安全マネジメント制度がスタートした。2020年3月末時点で延べ1万1002回の評価を実施し、運輸事業者の安全性向上を図ってきた。

2011年には、運輸安全マネジメント制度導入から5年が経過したことを受けて「運輸の安全確保に関する政策ビジョン」がまとめられたが、今後の課題として、同制度に関する中小事業者の理解が進んでいない点が挙げられた。

今回中小事業者への運輸安全マネジメント制度の普及・啓発を推進するため、民間のリスクマネジメント会社、運輸関係団体、国土交通省が参画する運輸安全マネジメント普及・啓発推進協議会を開催し、中小事業者への普及・啓発活動の推進強化、交通運輸事業者の防災マネジメントの推進について協議する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BMWが24車種4万台をリコール…濡れると火災のおそれ
  2. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  3. トヨタ『スープラ』1000台以上をリコール…水が浸入して火災のおそれ
  4. SUBARU公認の結婚指輪、ペアのリングから六連星が浮かび上がる…12月24日発売
  5. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る