ジャガー・ランドローバーの新世代クリーンエンジン、生産150万基に…電動車向けも拡大

ジャガー・ランドローバーの「インジニウム」エンジン
ジャガー・ランドローバーの「インジニウム」エンジン全 2 枚

ジャガー・ランドローバー(Jaguar Land Rover)は、新世代のクリーンエンジンの「インジニウム(INGENIUM)」の生産が150万基を達成した、と発表した。

インジニウムファミリーは、クリーンで洗練された高効率のディーゼル、ガソリン、電動車向けエンジンで構成されている。パフォーマンスを最大化しつつ、環境への影響や顧客のランニングコストを軽減する。英国のジャガー・ランドローバーで開発、製造されているオールアルミ製のこのエンジンは、共通したコアテクノロジーに基づくモジュール型の、柔軟で拡張可能な設計が特長だ。

インジニウムファミリーは、電動車向けエンジンを拡大している。例えば、より高性能でスムーズさと効率が改善した直列6気筒ディーゼルエンジンが、『レンジローバー』と『レンジローバースポーツ』に搭載される。

この直列6気筒ディーゼルエンジンは、48Vのマイルドハイブリッドテクノロジーを採用する。ジャガー・ランドローバーのウェストミッドランズ工場で製造されるクリーンで効率の高い6気筒ガソリンエンジンと4気筒ガソリンおよびディーゼルエンジンのラインアップに加わる。

ジャガー・ランドローバーの「インジニウム」エンジンジャガー・ランドローバーの「インジニウム」エンジン

ジャガー・ランドローバーはインジニウムテクノロジーの開発を継続し、モデルラインアップの電動化を進める。英国ウルバーハンプトンのエンジン・マニュファクチャリング・センター(EMC)では、次世代電気ドライブユニットの組み立ても行っており、従来の自動車から電動車への乗り換えを検討する顧客向けに新型ガソリン、ディーゼルエンジン、電動エンジンを用意し、柔軟な選択肢を提供する、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する
  2. トヨタ『クラウンセダン』は違う---水素を使う理由と苦労をチーフエンジニアが語る
  3. 日産『キャシュカイ』改良新型、表情を大胆チェンジ…欧州発表
  4. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
  5. シトロエン C3エアクロス 新型、間もなくデビューへ…ティザー
  6. 女性向けキャンピングカー「Nomad Lux」デビュー 5月3日初公開
  7. ピアッジオが創立140周年、記念してペスパの特別仕様を発売---140台限定
  8. 春爛漫の新潟に名車が集結…20世紀ミーティング2024春季「クラシックカー&バイクの集い」
  9. トヨタ プリウス、13万台をリコール…走行中にドアが開くおそれ
  10. サスペンションの新常識! 1G締めがもたらす驚きの効果とは?~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る