富士スピードウェイにモータースポーツファン憧れのリゾート施設が登場へ…オートモビルカウンシル2020

富士スピードウェイ西ゲートに建設予定の「アンバウンドコレクションby Hyatt」
富士スピードウェイ西ゲートに建設予定の「アンバウンドコレクションby Hyatt」全 4 枚

オートモビルカウンシル2020の一番奥のブース。そこはトヨタのブースなのだが、その一角に見逃せないディスプレイがあった。何と富士スピードウェイとその周辺に、一大モータースポーツビレッジが誕生するのだ。

【画像全4枚】

かつての富士スピードウェイ正面ゲート(現在は西ゲート)の横に、アメリカのホテルグループ、ハイアットが、日本では初登場となる「アンバウンドコレクションby Hyatt」というホテルを建設する。完成は2022年を予定しているそうだが、このホテル、ハイアットのホテルブランドの中でもひときわユニークな個性を持つプレミアムホテルなのだという。

オートモビルカウンシル2020のトヨタブースオートモビルカウンシル2020のトヨタブース
富士スピードウェイの敷地内にこのようなプレミアムなホテルが完成すると、つい、おっF1招致か!?と先走った考えに至ってしまうが、そのプロジェクトはさらに凄いことになっていて、富士霊園から続く西ゲート前の道のスピードウェイを隔てて反対側の土地に大掛かりなモータースポーツビレッジも建設されることになっている。

このモータースポーツビレッジには、よりファミリー向けのグランピングなどを楽しめるコテージ風宿泊施設や、プロフェッショナルなレーシングチームのファクトリーなども作られる予定で、普段見ることのできないファクトリー内部の見学ツアーなども楽しめる予定だという。

また、新東名小山PAが完成したあかつきには、そこから直接このモータースポーツビレッジへアクセスが可能になるというから、その利便性は極めて高い。

3度のF1ワールドチャンピオンに輝いたサー・ジャッキー・スチュワートが実際に使ったヘルメット3度のF1ワールドチャンピオンに輝いたサー・ジャッキー・スチュワートが実際に使ったヘルメット
ハイアットホテルにはトヨタ博物館が監修するモータースポーツミュージアムも併設されることになっている。それを見るだけでも価値がありそうだし、今回のオートモビルカウンシルには、もしかするとそこに展示されるかもしれない、かつて3度のワールドチャンピオンに輝いた名F1ドライバー、サー・ジャッキー・スチュワートが実際に使ったヘルメットがひっそりと置かれていた。

このプロジェクトはトヨタ自動車のグループ企業、東和不動産によるものだそうで、西の鈴鹿と並んで、東の富士スピードウェイがようやく大きく姿を変えてリゾート施設に変貌する日が近い。

《中村 孝仁》

中村 孝仁

中村孝仁(なかむらたかひと)|AJAJ会員 1952年生まれ、4歳にしてモーターマガジンの誌面を飾るクルマ好き。その後スーパーカーショップのバイトに始まり、ノバエンジニアリングの丁稚メカを経験し、さらにドイツでクルマ修行。1977年にジャーナリズム業界に入り、以来45年間、フリージャーナリストとして活動を続けている。また、現在は企業やシニア向け運転講習の会社、ショーファデプト代表取締役も務める。

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