MINIハッチバック、全生産量の3分の1がEVに…2021年見通し

MINI クーパーSE
MINI クーパーSE全 9 枚

MINIは7月30日、MINI『ハッチバック』のEVのMINI『クーパーSE』(MINI Cooper SE)の生産台数が1万1000台を突破したと発表した。2021年には、MINI『ハッチバック』の全生産量の3分の1が、EVになると見込んでいる。

写真:MINI クーパー SE

MINIは2017年、市販EVを示唆したコンセプトカーとして、MINI『エレクトリックコンセプト』を初公開した。同車は、MINIハッチバックベースのEVで、将来の市販EVを提案した1台だった。その市販モデルが、MINIクーパーSEだ。MINIシリーズに使われる「クーパーS」に、EVを示す「E」を組み合わせたネーミングとなる。

電気モーターは、フロントのボンネット内に搭載される。パワーエレクトロニクスやトランスミッションと一体のコンパクト設計とした。最大出力は184hp、最大トルクは27.5kgmを引き出す。0~60km/h加速は3.9秒、0~100km/h加速は7.3秒の性能を発揮する。最高速はリミッターにより、150km/hに制限される。

高電圧バッテリーは、12個のモジュールを持つリチウムイオンだ。蓄電容量は32.6kWhで、車両の床下にT字型にレイアウトされる。1回の充電での航続は、最大で270kmを確保した。充電は、出力11kWのチャージャーを使って3時間半だ。出力50kWの急速充電ステーションなら、35分でバッテリーの80%の容量を充電できる。

MINIは2021年には、MINIハッチバックの全生産量の3分の1が、EVになると見込んでいる。これは、MINIクーパーSEの人気の高まりを受けたものだ。MINIの地元の英国では、MINIクーパーSE は3000台以上の受注を獲得しているという。

《森脇稔》

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