災害復旧にサイバーダイン『HAL』を無償貸与、作業負荷低減 令和2年7月豪雨

人吉市内での復旧作業(7月30日)
人吉市内での復旧作業(7月30日)全 3 枚

サイバーダインは、令和2年7月豪雨で被災した熊本県内で災害復旧活動に尽力する有志ボランティアの作業負荷低減のため、装着型サイボーグHAL作業支援用腰タイプを無償貸与したと発表した。

作業支援用HALは、着るだけで人の脳神経系と繋がって、自分の身体の一部のように機能する「装着型サイボーグ」の一種。主に物流倉庫や建設現場、空港などにおける重作業の支援のために使われている。重いものを持ち上げた時に腰部にかかる負荷を低減することで腰痛を引き起こすリスクを減らすほか、防水・防塵機能も兼ね備えていることから、近年災害復旧作業にも活用されている。

今回、同社は新型コロナウィルス感染対策の影響で限定された県内ボランティアの人手不足を緩和すべく、熊本県内5か所に20台の作業支援用HALを緊急で配置した。内訳は人吉市10台、八代市4台、阿蘇市4台、天草市1台、玉名市1台。同社は7月24日に作業支援用HAL20台を熊本県内の各地に配送したが、新型コロナウイルスの感染対策により県外ボランティアの移動制限を受けて、7月25日・27日の両日にオンラインで装着・操作方法の直接指導を行っている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. カスタムパーツが付け替え可能な高級トミカ、「日産 スカイライン25GT TURBO」11月発売
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る