スバル、販売台数半減で営業赤字157億円 2020年4-6月期決算

まもなく発売される新型レヴォーグ。写真はプロトタイプ(東京モーターショー2019)
まもなく発売される新型レヴォーグ。写真はプロトタイプ(東京モーターショー2019)全 7 枚

SUBARU(スバル)は8月4日、2020年4~6月期(第1四半期)の連結決算を発表。新型コロナウイルス感染拡大による販売減少により、157億円の営業赤字となった。

海外販売台数は前年同期比50.1%減の11万5000台、国内販売台数は同44.3%減の1万9000台、海外と国内を合わせた全世界販売台数は同49.3%減の13万3000台となった。売上高はこれら販売台数の大幅な減少などにより、同45.2%減4570億円となった。

なお、全世界生産台数は同64.8%減の9万2000台となった。新型コロナの影響を受けて、海外(米国SIA)および国内(群馬製作所)にて、操業の一時停止を含む生産調整を2020年3月から6月に行った結果、海外生産は同64.3%減の3万6000台、国内生産は同65.0%減の5万6000台となった。

営業損失は157億円(前年同期は922億円の利益)。税引前損失は107億円(同893億円の利益)、最終損失は77億円(同665億円の利益)となった。

未定としていた通期業績見通しについては、新型コロナの収束時期は見通せないものの、主力の米国市場を中心に自動車販売が下期にかけて一定水準まで回復するという前提で、全世界販売台数は90万台を計画。業績予想は売上高2兆9000億円(前期比15.7%減)、営業利益800億円(同62.0%減)、税引前利益870億円(同58.1%減)、純利益600億円(同60.7%減)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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