東武の新SL列車は「SL大樹『ふたら』」…10月3日から日光駅乗入れ、月1運行

2020年8月1日、東武鉄道南栗橋車両管区に入った元真岡鐡道のC11 325。『SL大樹』での運用は12月からだが、C11 207との2機態勢となるため『SL大樹「ふたら」』での運用も期待できる。
2020年8月1日、東武鉄道南栗橋車両管区に入った元真岡鐡道のC11 325。『SL大樹』での運用は12月からだが、C11 207との2機態勢となるため『SL大樹「ふたら」』での運用も期待できる。全 3 枚

東武鉄道(東武)は8月5日、東武日光駅(栃木県日光市)へ乗り入れる新たなSL列車の名称を「SL大樹『ふたら』」に決定したことを明らかにした。

「ふたら」の名は「『日光』の地名の由来ともなった男体山のかつての呼び名、『二荒山(ふたらさん)』」にちなんだもので、10月以降に月1回、下今市~東武日光間で運行する予定。

初回は10月3日に東武トップツアーズが催行するツアー列車として運行される。編成は通常の『SL大樹』と同じだが、往路の東武日光行きはC11 207が、復路の下今市行きはディーゼル機関車が先頭となる。全区間の所要時間は17~23分程度。

なお、『SL大樹「ふたら」』の列車名発表を記念して、8月10日から9月9日まで東武線内の55駅で、4枚1組の記念乗車券が計3000セット発売される。発売額は1000円で、1人5セットまで購入できる。

男体山のシンボル「大剣」をデザインし、「日光に向けて坂を登るSLの力強さ」を表現したという「SL大樹『ふたら』」のヘッドマーク。男体山のシンボル「大剣」をデザインし、「日光に向けて坂を登るSLの力強さ」を表現したという「SL大樹『ふたら』」のヘッドマーク。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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