ブリヂストン、最終赤字220億円…新車用タイヤは37%減 2020年1-6月期決算

ブリヂストンは2020年1~6月期(第2四半期累計)の連結決算を発表。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染拡大の影響によりタイヤ需要が減少し、最終損益は220億円の赤字となった。

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、各国での非常事態宣言に端を発したグローバル経済活動停滞により、新車用/補修用ともにタイヤ需要が減少。特に欧米での落ち込みが大きく、6月に入り回復の兆しが見られるも、引き続き予断を許さない市場環境が継続している。

このような状況下、第2四半期累計の乗用車・小型トラック用タイヤ販売は同28%減。新車用は同37%減、補修用は22%減だった。トラック・バス用ラジアルタイヤも同22%減。売上高は前年同期比22.1%減の1兆3554億円となった。

調整後営業利益は、減収が響き同68.3減の482億円となった。営業利益は同86.7%減の197億円。四半期損益は220億円の損失(前年同期は987億円の利益)となった。

通期業績見通しについては、売上高2兆7000億円(前期比23.0%減)、調整後営業利益1000億円(同70.2%減)とし、最終利益については未定とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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