衛星データとAIで駐車場用スペースを検出 akippaなどプログラムを開発

今回開発したプログラムを使った衛星データの解析結果(福岡)
今回開発したプログラムを使った衛星データの解析結果(福岡)全 2 枚

さくらインターネット、Ridge-i (リッジアイ)、akippaは、共同で衛星データとAIの画像認証技術を活用して、駐車場用のスペースを自動検出する初期プログラムを共同開発したと発表した。

さくらインターネットはインターネットインフラサービスや衛星データプラットフォームの提供、リッジアイはAI・ディープラーニング技術のコンサルティングと開発を手がけている。

効率的に新たに駐車場として活用できる遊休地を見つける新しい手法として衛星データと機械学習・ディープラーニングの技術を活用して特定エリアの「自動車駐車場用スペースの候補を自動検出するプログラム」を開発した。

2020年の開発初期モデルでは、さくらインターネットの衛星データ、リッジアイの機械学習・ディープラーニング技術を使って、衛星データだけで駐車場用スペースの候補地を検出できるプログラムを開発した。2019年10月~2020年2月に福岡と札幌で実施した実証実験では約75%の精度を実現したとしている。

さくらインターネットは今後、衛星データプラットフォームへの搭載と実用化に向けて衛星データの提供、プラットフォーム改善などを支援する。

プログラムを利用したサービスが実用化されれば、akippaがこれまで現地で探していた自動車の駐車場用スペースを衛星データから確認できるようになり、akippaは駐車場開拓での営業活動の効率化が図れる見通し。

《レスポンス編集部》

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