外骨格ロボットスーツ市場規模は6年で8倍以上に…2025年に26億米ドル予想

ホンダの歩行アシスト
ホンダの歩行アシスト全 3 枚

外骨格ロボットスーツ技術は、生産性の向上や従業員の健康増進、労働者の高齢化に対応するために、様々な分野で活用されている。市場規模は2025年に26億米ドル到達すると予測される。ヘルスケア、産業用、企業向けアプリケーションの需要が推進要因だ。

グローバルインフォメーションは7月31日、市場調査レポート『エクソスケルトン(外骨格ロボットスーツ)- ウェアラブルロボット:世界市場の分析と予測』 (Omdia | Tractica) の販売を開始した。

外骨格ロボットスーツ(パワーアシストスーツ)技術は産業や企業での使用例が増えており、多くの新興企業がリハビリテーションやその他のヘルスケア用途で外骨格ロボットスーツを販売・開発している。市場調査では、2025年まで市場の持続的な成長が見込まれている。

新製品、技術革新、政府の継続的な承認が相まって、外骨格ロボットスーツ採用の促進が期待される。軍隊が地上部隊用に多数のユニットを購入し始めれば、軍事分野が有利な市場となる可能性もあるという。

また企業がCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)に対応するソリューションを探しているため、他の分野での成長も予測されるという。COVID-19の発生により、企業はより少ない労働者でより多くの作業を行なおうとしているからだ。近い将来、特に倉庫・物流、マテハン、配送などの、エンタープライズアプリケーション向けの産業用の使用例で、市場が拡大すると予想される。

これらの要因で、外骨格ロボットスーツ市場規模(収益)は、2019年の3億1610万米ドルから2025年の26億米ドルへ、拡大すると予想される。

《高木啓》

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