[カーオーディオ“チョイスのキモ”]ユニットサブウーファー その7…カロッツェリア研究

カロッツェリア・TS-W1000RS
カロッツェリア・TS-W1000RS全 2 枚

カーオーディオ愛好家、そしてこれからこれを始めたいと思っている方々に向けて、製品選びに役立つ情報を発信している当コーナー。前回からは、ブランドごとの製品ラインナップ紹介を開始した。今回は“カロッツェリア”の2モデルをクローズアップする。

“カロッツェリア”はパワードサブウーファーとコンプリートウーファーボックスをさまざま用意している。価格的にもタイプ的にもバラエティ豊かだ。しかしながら「ユニットサブウーファー」は少数精鋭の展開だ。

ところで“カロッツェリア”は、スピーカーを2系統擁している。1つはハイエンドモデル『RSシリーズ』の系統で、もう1つはハイグレードスピーカー『PRSシリーズ』の系統だ。3グレードあるカスタムフィットスピーカーにおいても、上位機『Vシリーズ』は『RSシリーズ』の系統に属し、『Cシリーズ』と『Fシリーズ』は『PRSシリーズ』のコンセプトを継承している。

「ユニットサブウーファー」もまさしく、1機種が『RSシリーズ』に属する『TS-W1000RS』(税抜価格:12万円)で、もう1つが『PRSシリーズ』に属する『TS-W252PRS』(税抜価格:5万5000円)だ。両機の写真を掲載しているのでフォルムを見比べていただきたい。ルックスからしてそれぞれが独自のアプローチで設計されていることがよく分かるはずだ。

フォルムのみならず、各所の素材や構造にも違いがさまざまある。例えば振動板素材。『TS-W1000RS』では三層構造のクロスカーボン振動板が採用されていて、『TS-W252PRS』では同じく三層構造ながらも、こちらではアラミド繊維、発泡PP、ガラス繊維が組み合わされている。

なお、口径はともに25cmだ。やはり一般的な16cm~17cmクラスのミッドウーファーとの相性は、25cmが最適という判断のもとだろう。

ちなみに両機ともロングセラーモデルだ。『TS-W252PRS』は2010年の夏に発売されていて、『TS-W1000RS』の方は2011年の秋にリリースされている。どちらも今でも多くのカーオーディオファンに使われ続けている。

フロントスピーカーに“カロッツェリア”のスピーカーを使用している方はもちろん、安心して使えるHi-Fi「ユニットサブウーファー」を探しているのなら、これら2モデルにも要注目。

「サウンドユニット」の“チョイスのキモ”を徹底解析! Part5・ユニットサブウーファー編 その7 “カロッツェリア”研究

《太田祥三》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. 「昭和のオート三輪風に…」ソーラーパネル搭載3輪EV『スリールオータ』に注目!「なんか可愛い」とデザインを評価する声も
  4. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  5. 「逆輸入車」がアツい!? 報道で米国トヨタ車に脚光、3列SUV『グランドハイランダー』に国内からも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る