マツダとトヨタ、新型SUVの生産準備---米合弁新工場に追加投資

マツダとトヨタが米国アラバマ州ハンツビルに建設中の「マツダ・トヨタ・マニュファクチャリング」
マツダとトヨタが米国アラバマ州ハンツビルに建設中の「マツダ・トヨタ・マニュファクチャリング」全 1 枚

マツダ(Mazda)とトヨタ(Toyota)は8月13日、米国に建設中の合弁新工場に追加投資を行うと発表した。

マツダとトヨタは2018年春、米国アラバマ州ハンツビル市に合弁新会社、「マツダ・トヨタ・マニュファクチャリング」を設立した。2021年から、完成車の生産を行う予定だ。

マツダとトヨタは、新工場の建設を折半出資で行う。4000名近くの従業員を新たに雇用する。2021年の稼働開始以降、マツダとトヨタ向けの各生産ラインで、マツダが北米市場に新導入するクロスオーバー車とトヨタの新型SUVを、年間15万台ずつ生産する計画だ。

マツダとトヨタは、この合弁新工場に追加投資を行うと発表した。8億3000万ドルを追加投資し、マツダとトヨタの新型SUVの生産準備に取り組む。この追加投資を、最新の生産設備の導入や、従業員の訓練のための設備の導入に充当する予定だ。

なお、今回の追加投資により、マツダとトヨタの米国合弁工場への総投資額は、およそ23億1100万ドルに到達する、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
  3. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  4. 次期トヨタ『ハリアー』は新エンジンの恩恵でフォルムが大変化…スクープ記事ベスト5 2025年上期
  5. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る