プジョー 208 新型のEV、『e-208』…代替燃料車ラリーで総合優勝

チェコで開催された「ECO エネルギー・ラリー・ボヘミア」において総合優勝を達成したプジョー e-208
チェコで開催された「ECO エネルギー・ラリー・ボヘミア」において総合優勝を達成したプジョー e-208全 8 枚

プジョーは8月11日、新型『208』のEVの『e-208』(Peugeot e-208)が、チェコで開催された「ECO エネルギー・ラリー・ボヘミア」において、総合優勝を達成した、と発表した。

新型208に初設定されたのが、EVのプジョーe-208だ。プジョーe-208は、「e-CMP」と呼ばれる電動モジュラー車台をベースに開発された。EVパワートレインは、モーターが最大出力136hp、最大トルク26.5kgmを発生する。バッテリーは、蓄電容量が50kWhと大容量だ。この効果で、1回の充電で最大450km(NEDC:新欧州サイクル)の航続を備える。

バッテリーの充電は、家庭用コンセントでおよそ16時間だ。三相コンセントでおよそ5時間15分。出力100kWの急速チャージャーを利用すれば、バッテリーの8割の容量をおよそ30分で充電できる。3種類のドライブモードとして、「エコ」「ノーマル」「スポーツ」を採用した。このうち、スポーツではパフォーマンスが重視され、0~100km/h加速は8.1秒の性能を発揮する。

このe-208が、チェコで開催されたECO エネルギー・ラリー・ボヘミアにおいて、総合優勝を達成した。チェコ・ラリー選手権の一環として行われるECO エネルギー・ラリー・ボヘミアは、今年が3回目。代替燃料車のみで競うラリーで、30組のエントリー中、25組がEVカテゴリーに参戦した。16の参加ブランドのうち7ブランドが、メーカーズカップを競い合った。

e-208は、ECO エネルギー・ラリー・ボヘミアにおいて、総合優勝を成し遂げた。EVカテゴリーとメーカーズカップも獲得し、今年のECO エネルギー・ラリー・ボヘミアで3冠を達成している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  4. 『マツダ3』、米2026年モデルで「ハーモニックアコースティクスオーディオ」を標準化
  5. 日産『ルークス』新型、クールなカスタマイズモデル「AUTECH LINE」が登場! 専用の黒内装も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る