コンチネンタル、VWの新世代EV『ID.3』にドライブコントロールユニット供給

コンチネンタルのドライブコントロールユニットのイメージ
コンチネンタルのドライブコントロールユニットのイメージ全 12 枚
コンチネンタル(Continental)は8月12日、パワートレイン部門のヴィテスコ・テクノロジーが、フォルクスワーゲンに新型EVの『ID.3』用のドライブコントロールユニットを供給すると発表した。

ID.3の欧州仕様には、3グレードを設定する。エントリーグレードの「ピュア」は、蓄電容量45kWh のバッテリーを搭載し、フル充電での航続は最大で330km(WLTP)。電気モーターはリアアクスルに搭載され、最大出力126psと最大出力150psの2種類の出力レベルから選択できる。

「プロ」は、蓄電容量58kWhのバッテリーを搭載し、フル充電での航続は、最大で420km(WLTP)だ。モーターは、最大出力146psと最大出力204psの「パフォーマンス」の2種類の出力レベルから選択できる。パフォーマンスの場合、最大トルクは31.6kgmで、0~60km/h加速3.4秒の性能を発揮する。

「プロS」は、蓄電容量77kWhのバッテリーを搭載し、フル充電での航続は最大550km(WLTP)。モーターは、最大出力204psを発生する。3種類のモデルはすべて、AC(交流)、三相交流、DC(直流)で充電できる。出力100kW または125kWの急速充電に対応している。

コンチネンタルのパワートレイン部門のヴィテスコ・テクノロジーは、このフォルクスワーゲンID.3向けにドライブコントロールユニットを供給する。このデバイスは、電気モーターを作動させ、アクセルペダルによるすべてのコマンドを調整し、高電圧電気システムの管理だけでなく、充電とエネルギー管理に重要な役割を果たす。また、車両内の他のコントロールユニットへのインターフェースとしても機能する、としている。

《森脇稔》

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