ユビキタスAIコーポレーションは、伊BdSound社が開発した車載専用ノイズ/エコーキャンセラー「BdSound S2C-A」を8月19日より発売した。
BdSound S2C-Aは、ランニングコストを抑えながらも高い機能を実現できるECNR(エコーキャンセラー&ノイズリダクション)ソフトウェアだ。すでに多くのOEMやティア1での導入実績があり、50モデル以上の自動車に搭載され、Apple CarPlay認定も取得。従来、高価なECNRハードウェアモジュールで実現されている車内のノイズ・エコーキャンセリング機能を低コストで実現する。
本製品は、ノイズ除去技術によって音声認識の精度を高める「ボイスアシスタント」や、プライベート会話空間を仮想的に構築することで空間以外にいる乗客の声などのノイズの影響を低減する「マイクバブル」、AI技術を用いたノイズリダクションなど、優れた独自技術を採用。車内における音声コミュニケーションや、車外とのハンズフリー通話だけでなく、車載音声認識、音響拡張でも、迅速・スムーズにエコー・ノイズを除去し、より快適な車内のボイス環境を作り上げる。
また、製品開発段階では、BdSound社より提供される独自のチューニングツールを利用することで、パラメータ変更によるアプリケーションの再構築は不要。理想的な車内のボイスコミュニケーション環境を簡単に作り上げることができる。