東急、JR東日本、東京地下鉄(東京メトロ)、道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発組合、東急不動産の5者は8月21日、渋谷駅西口の新たな「歩行者デッキ」を9月26日から供用開始すると発表した。
これは、2014年度から進められてきた渋谷駅街区開発計画の一環として設けられるもので、東急・JR東日本・東京メトロの3社が整備する「(仮称)西口連絡通路」と、道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発組合・東急不動産が整備する「渋谷フクラス接続デッキ」からなる。
供用開始後は渋谷駅と渋谷フクラスが地上2階部で接続し、桜丘町方面へは渋谷フクラス内の歩行者通路や、国土交通省関東地方整備局東京国道事務所が再整備した渋谷駅西口歩道橋を利用する動線が加わり、歩行者ネットワークが拡充される。
なお供用開始に際しては、旧東急百貨店東横店屋内の一部を除く歩行者通路やJR玉川改札は9月25日の終電後に閉鎖。その後に旧東急百貨店の建物解体工事が開始される予定となっている。
(仮称)西口連絡通路と渋谷フクラス接続デッキからなる歩行者デッキの全容。