日野レンジャー/UDトラックス コンドル、1万3000台をリコール エンジン損傷のおそれ

日野レンジャー(参考画像)
日野レンジャー(参考画像)全 2 枚

日野自動車とUDトラックスは8月24日、『日野レンジャー』および『コンドル』のエンジンに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2010年6月3日~2011年8月7日に製造された1万3140台。

対象車両は、ピストン鋳造工程の設備条件が不適切なため、ピストンリング溝部の強度が不足しているものがある。そのため溝部に亀裂が生じ、走行中にエンジンが損傷するおそれがある。

改善措置として、走行距離が5万km超の車両はエンジンを点検し、ピストンが損傷している場合は全気筒のピストンを対策品と交換する。また、走行距離が5万km以下の車両は、全気筒のピストンを対策品と交換する。

なお、交換修理用部品として出荷し、組み付けられた可能性がある車両332台もリコールの対象となる。

不具合は83件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る