日産自動車は8月28日、2020年7月の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表。グローバル販売台数は前年同月比13.8%減の34万0032台で23か月連続のマイナスとなった。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響で、日産のグローバル販売は3月が同42.6%減、4月は41.6%減、5月は37.3%減と低迷。しかし、6月は26.0%減、7月は13.8%減と徐々に回復している。
国内販売は同21.5%減の4万0106台で10か月連続のマイナス。登録車は同29.5%減の2万3082台、軽自動車は同7.2%減の1万7024台だった。海外販売は同12.7%減の29万9926台。中国とロシアで前年同月実績を上回った。
グローバル生産は同18.9%減の31万2896台、10か月連続で前年同月実績を下回った。国内生産は同58.9%減の3万1173台と回復が遅れているが、海外生産は同9.1%減の28万1723台とほぼ前年同月並まで数字を戻している。
輸出は同69.8%減の1万1651台。8か月連続で前年実績を下回った。