フェラーリ最後のV12モデルか? フラッグシップ「812」過激モデルをスクープ

フェラーリ 812 GTO プロトタイプ(スクープ写真)
フェラーリ 812 GTO プロトタイプ(スクープ写真)全 29 枚
フェラーリは、現在『812スーパーファスト』のハードコアモデルを開発していると思われるが、その最新プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。

812スーパーファストは、ジュネーブモーターショー2017にて、「F12ベルリネッタ/F12tdf」後継モデルとして初公開。その名が示す通り、最高出力800psを発揮するV12気筒エンジンを搭載するフェラーリ史上もっともパワフルなミッドシップモデルだ。

捉えた2台のプロトタイプは、どちらもダミーながら攻撃的なエアロを装備している。デザインの詳細は不明だが、フェンダーがワイド化されているほか、どちらのプロトタイプもエキゾーストパイプ周辺にエアアウトレットが新たに設けられている。また「AT01」のナンバーを持つプロトタイプには、助手席側下にケーブルを隠すダクトテープもみられる。

812スーパーファストは、6.5リットルV型12気筒自然吸気エンジンを搭載。最高出力は800ps、最大トルク718Nmを発揮する。一方、このハードコアモデルは、排気量はそのままに最高出力が900ps以上まで引き上げられることも期待できる。

市販型の車名は『812 GTO』が有力で、これがフェラーリ最後のV12エンジンとも伝えられている。同社では2020年内に2つの新型車を発表するとアナウンスしており、もう1台は「SF90 Stradale Spider」と予想される。

かつて『599 GTO』が599台の限定生産だったように、この812 GTOも限定モデルとなる可能性が高い。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  2. ヤマハ、V4エンジンを搭載した新型「YZR-M1」を初公開! MotoGP サンマリノGPに投入へ
  3. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  4. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  5. ボディ骨格強化&吸気効率アップ! トヨタ『GRカローラ』一部改良モデル発売へ、供給体制も改善
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る