アウディ Q2 に改良新型、表情変化…欧州発表

新デザインの前後マスク

最新のLEDテクノロジー

「Audi connect」の新サービスが充実

アウディ Q2 改良新型
アウディ Q2 改良新型全 21 枚

アウディは9月1日、改良新型『Q2』(Audi Q2)を欧州で発表した。2016年春のデビューから4年以上が経過して、初の本格改良を受けている。

新デザインの前後マスク

エクステリアでは、フロントとショルダーラインの多角形モチーフを、リアエンドにも適用した。リアバンパーには、大きな五角形が組み込まれたディフューザーインサートが一体化されている。

フロントのデザインも変更され、ヘッドライト下の表面処理がより印象的なものに変えられた。八角形のシングルフレームの位置はわずかに下げられ、フロント部分の幅の広さが強調されている。インサートにも、多角形のモチーフが採用された。

「Sライン」と「advanced」には、ラジエーターグリルとボンネットの間に、アウディのアイコンモデルの『スポーツクワトロ』を連想させる細長いスリットが設けられた。大型のエアインレットは、Sラインでは専用デザインとなる。アウディ Q2 改良新型アウディ Q2 改良新型

最新のLEDテクノロジー

LEDヘッドライトが標準装備され、オプションで「マトリクスLEDヘッドライト」が選択できる。ヘッドライトモジュールに取り付けられた7個のLEDは、インテリジェントに制御されたハイビームを生成する。この光は、他の道路上の人々を幻惑することなく、路面を明るく照らし出す。ひし形の光学パーツの背後に設置された10個の発光ダイオードがデイタイムランニングライトとして、さらに7個のLEDが「ダイナミックインジケーター」(流れるウインカー)として、機能する。

テールライトは、ダイナミックインジケーターの有無にかかわらず、2種類のLEDバージョンから選択できる。マトリクスLEDヘッドライトを選択した場合は、テールライトにはダイナミックインジケーターが標準装備される。

ボディカラーには、5つの新色が設定された。新しいカラーは、アウディ初採用のアップルグリーンに加えて、マンハッタングレー、ナバラブルー、アローグレー、ターボブルーだ。Cピラーに設置されたブレードは、装備ラインに応じて、ボディ同色、ブラック、グレー、シルバーに塗装される。ボディ下部のアタッチメントは、3種類から選択可能。カラーは、ベーシックバージョンではピテッドブラック、advancedではマンハッタングレー、Sラインではボディ同色になる。アウディ Q2 改良新型アウディ Q2 改良新型

「Audi connect」の新サービスが充実

インテリアは、コネクティビティがアップデートされた。操作系の各機能は、センターコンソールに設置されたロータリープッシュボタン(「MMIタッチ」)、または日常会話に対応したボイスコントロールシステムを介して操作する。「Bang&Olufsen」プレミアムサウンドシステムは、705Wの出力で14のスピーカーを駆動する。

「MMIナビゲーションプラス」には、高速データ通信用のLTEモジュールと、乗員のモバイル機器を接続することができるWi-Fiホットスポット機能が含まれている。この最上位のインフォテインメントシステムは、オンライン交通情報を含む「Audi connect」サービスも提供する。

改良新型では、「Audi connectエマージェンシーコール&サービス」と、「Audi connectリモート&コントロールサービス」が新たに追加された。これにより、ユーザーはリモートで車両をロックしたり、燃料の残量や走行可能距離を確認したりすることができる。ユーザーは、無料の「myAudi」アプリをスマートフォンにインストールすることによって、これらの機能を利用することができる。「MMIシステム」に新設定されたプライバシーモードを有効にすると、データの転送を無効にすることも可能だ。アウディ Q2 改良新型アウディ Q2 改良新型

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. コメリが洗車グッズの新商品を発売、撥水力2倍のカーワックススプレーなど4アイテム
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. 【エクストレイル AUTECH SPORTS SPEC試乗】エクストレイル史上最高の乗り心地に感動…加茂新
  4. 『フォードGT』生産終了へ、最後のモデルは67台限定のサーキット専用車
  5. フォークリフトや特殊車両向けドリンクホルダー、サンワサプライが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る