タクシー台数の制限解除を見送りへ…地域の指定で特別措置 新型コロナ影響

(イメージ)
(イメージ)全 1 枚

国土交通省は9月2日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で輸送実績が急減している地域を対象に、タクシー事業での準特定地域の指定解除を見送ることができる特別措置を制定すると発表した。指定地域ではタクシーの増車が許可制などの制限がある。

準特定地域は、タクシーの供給が過剰となるおそれがある地域を対象に指定している。指定されるとタクシーの増車が許可制となり、下限割れの運賃には変更が命じられる公定幅運賃が適用される。

2020年度の準特定地域の指定解除は、2019年度のタクシー輸送実績に基づいて判断するが、新型コロナウイルス感染症の影響で、2020年度のタクシーの輸送実績は急減している。このため、従来基準を適用して指定を解除するとタクシーの供給過剰となるおそれがある場合は、2021年9月30日まで指定の解除を見送ることができるように制度化する方針だ。

パブリックコメントを実施した上で9月中に公布・施行する予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る