タクシー台数の制限解除を見送りへ…地域の指定で特別措置 新型コロナ影響

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国土交通省は9月2日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で輸送実績が急減している地域を対象に、タクシー事業での準特定地域の指定解除を見送ることができる特別措置を制定すると発表した。指定地域ではタクシーの増車が許可制などの制限がある。

準特定地域は、タクシーの供給が過剰となるおそれがある地域を対象に指定している。指定されるとタクシーの増車が許可制となり、下限割れの運賃には変更が命じられる公定幅運賃が適用される。

2020年度の準特定地域の指定解除は、2019年度のタクシー輸送実績に基づいて判断するが、新型コロナウイルス感染症の影響で、2020年度のタクシーの輸送実績は急減している。このため、従来基準を適用して指定を解除するとタクシーの供給過剰となるおそれがある場合は、2021年9月30日まで指定の解除を見送ることができるように制度化する方針だ。

パブリックコメントを実施した上で9月中に公布・施行する予定。

《レスポンス編集部》

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