9月7日のJR九州は始発から全線運休の可能性、四国は観光列車の運休を決定 台風10号接近

台風シーズンが本番を迎える9月。2019年10月、台風19号で浸水した長野新幹線車両センター(長野県長野市)の記憶が生々しく甦る。
台風シーズンが本番を迎える9月。2019年10月、台風19号で浸水した長野新幹線車両センター(長野県長野市)の記憶が生々しく甦る。全 2 枚

特別警報級の台風10号が、猛烈な勢力で九州を中心とした日本近海に接近していることを受けて、JR東日本、JR西日本、JR四国、JR九州の各社は、今後の運行について注意を呼びかけている。

鉄道への影響は9月6日の午前中からと見られており、翌7日夜にかけて、九州・中国・四国・近畿・北陸地方の鉄道で警戒が必要となる模様。すでにJR四国では、9月6日に運行する『伊予灘ものがたり』『四国まんなか千年ものがたり』『志国土佐 時代の夜明けのものがたり』『瀬戸大橋アンパンマントロッコ』の運休を決定。『しまんトロッコ』のトロッコ車連結も同日分は取り止める。

また、高松→徳島、徳島~阿波池田間の特急に連結されている「ゆうゆうアンパンマンカー」は、9月6・7日分の連結が取り止めとなる。

台風の影響を最も受けやすいJR九州では、九州南部が9月6日始発から、九州北部が9月6日午後から運休が発生する可能性が。台風の最接近が見込まれる9月7日は、全線が始発から終日運休する可能性があるとしている。

また、JR西日本広島支社は、9月6日夕方以降に山口県内の全線で運休、9月7日は広島・山口県内の全線で始発から終日運休する可能性があるとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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