GM、テスラのライバル「ニコラ」と戦略的提携…次世代EVパワートレインの供給を拡大

GMの次世代グローバルEVプラットフォーム
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GMは9月8日、米国の電気・燃料電池トラックメーカーのニコラとの間で、戦略的提携を締結した、と発表した。

この契約の一環として、ニコラはGMの次世代EVパワートレイン、「アルティウム」バッテリーシステムとハイドロテック燃料電池技術を利用することが可能になる。GMにとっては、電動ピックアップトラックの商業化に向けての重要なマイルストーンになるという。

ニコラは、テスラのライバルと称される新興EVメーカーだ。二コラは20億ドルの新規発行普通株式と引き換えに、各種技術提供やGMのグローバルな安全性テストの結果、有効性が確認された部品やコンポーネントを入手することが可能になる。GMは、二コラの電動ピックアップトラック『Badger』や、燃料電池車の設計、認証や検証、製造を行っていく。

今回の契約は、GMの燃料電池技術の利用を、クラス7および8のセミトラック市場に拡大するものだ。GMがリードする「ハイドロテック」燃料電池システムの大量商業化を意味し、GMの電動化推進を補完するものとなる。

燃料電池は、ガソリンやディーゼルよりも効率が良いため、セミトラック市場での重要性はますます高まると予想される。GMは、複数の輸送や定置型およびモバイル電源のエンドマーケットでさらなる成長の機会があると見込んでいる。

GMのバッテリー開発作業は、現在進行中だ。GM独自のアルティウムバッテリーの技術ロードマップには、シリコンアノードとリチウム金属アノードが含まれており、これらは、EVの航続の向上、手頃な価格、希少金属や高価な金属への依存度の低減を可能にする。すでに、自動車に見合う耐久性とエネルギー密度の大幅な向上が実証されている、としている。

《森脇稔》

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