ルノー メガーヌ 改良新型、表情変化…欧州発売

エアロダイナミクス性能を向上させる新デザイン

一新されたマルチメディアシステム

メガーヌ初の10インチのデジタルインストルメントクラスター

ルノー・メガーヌ 改良新型
ルノー・メガーヌ 改良新型全 22 枚

ルノーは9月9日、改良新型『メガーヌ』(Renault Megane)を欧州市場で発売した。フランス本国でのベース価格は、2万2200ユーロ(約278万円)と発表されている。

エアロダイナミクス性能を向上させる新デザイン

改良新型には、引き続きハッチバックとワゴンの「スポーツツアラー」が用意される。ヘッドライトには、LED ピュアビジョンテクノロジーを採用した。従来のハロゲンライトを置き換える。新開発のLEDヘッドライトは、ヘッドランプの光量をおよそ30%増加させ、視認性、安全性、ドライバーの信頼性を高める。ヘッドランプ、テールライト、フォグランプは、すべてLEDとした。

フロントバンパーとノーズ、アンダーグリルも新しいデザインを採用した。一部グレードには、クロームトリムが組み込まれている。エアロダイナミクスを改善するために、ホイールアーチの前面にエアデフレクターを備えたダイナミックエアデフレクターを装備した。流れるウインカーのダイナミックインジケーターも採用されている。

ボディサイドでは、フェンダーのデザインが変更された。ドアハンドルには、照明が付く。新デザインの16インチ、18インチアルミホイールが、オプションで用意されている。

欧州発売時のボディカラーは、ソーラーカッパー、バルティックグレー、ハイランドグレーの3つの新色を含む、全10色がラインナップされている。ルノー・メガーヌ 改良新型ルノー・メガーヌ 改良新型

一新されたマルチメディアシステム

改良新型には、3種類の「ルノーイージーリンクシステム」が用意された。そのすべてが、グーグルの「Android Auto」とApple の「CarPlay」に対応している。7インチバージョンには、「sat nav」が組み込まれた。9.3インチバーションには、衛星ナビゲーションが搭載されている。

「ルノーイージーリンクマルチメディアシステム」は、まったく新しいインターフェースを備える。スマートフォンとの連携により、革新的で人間工学的、かつ機能的なエクスペリエンスを提供するという。ユーザーは画面をカスタマイズし、お気に入りの機能やアプリに直接アクセスすることが可能だ。

スマートフォンアプリの「MY Renault」は、ルノーイージーリンクマルチメディアシステムと連携する。たとえば、車両の位置の通知、ドアtoドアナビゲーション、ドアのリモートロックとロック解除、ライトとホーンのリモート起動などが可能になる。

ルノー「マルチセンス」テクノロジーは、4つのモードが利用できる。「エコモード」は、燃費とCO2排出量を抑えたモードになる。「コンフォートモード」は、より柔軟なサスペンション設定となり、よりリラックスした体験を提供する。「スポーツモード」は、運転の喜び、敏捷性、応答性を向上させる。「デフォルトモード」は、カスタマイズされたエクスペリエンスのためのモードだ。

ダッシュボードの大型のデジタル画面は、カスタマイズが可能だ。ドライバーは、選択したモードに従って表示される情報を選択できる。たとえば、エコモードでは燃費、スポーツモードではパワーとトルクを表示することができる。ルノー・メガーヌ 改良新型ルノー・メガーヌ 改良新型

メガーヌ初の10インチのデジタルインストルメントクラスター

インテリアは、運転体験を向上させるためのアップグレードが施された。メガーヌとして初めて、10インチのデジタルインストルメントクラスターが採用されている。カスタマイズされた直感的なドライビングエクスペリエンスを可能にするsat navも装備される。

ダッシュボードの中央には、9.3インチの縦長のタブレット端末のようなスクリーンモニターが採用された。新設計のルノーイージーリンクコネクテッドマルチメディアシステムにより、幅広いマルチメディア、ナビゲーション、インフォテインメントサービスが利用できる。

センターコンソールのコントロールスイッチは、人間工学が改善され、よりモダンで高級感のあるデザインとした。すべてのドライバーアシスタンスコントロールは、ステアリングホイールのスイッチで操作できる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る