GM、ワイヤレスバッテリーマネジメントシステムを開発…将来のEVに搭載

GMの「ワイヤレスバッテリーマネジメントシステム(wBMS)」
GMの「ワイヤレスバッテリーマネジメントシステム(wBMS)」全 5 枚

GMは9月9日、「ワイヤレスバッテリーマネジメントシステム(wBMS)」を開発し、将来市販予定の新型EVに搭載すると発表した。この技術を量産EVに搭載する最初の自動車メーカーになるという。

wBMSは、特定の通信システムを開発したり、車両ごとに複雑な配線システムを再設計したりする必要がないため、GMの次世代バッテリー「アルティウム」を搭載するEVを、より早く市場に投入することを可能にする。

wBMSは、GMの無線アップデートにより、スマートフォンのようなアップデートを行うことが可能。wBMSは、リアルタイムでバッテリーパックの状態をチェックする。これにより、車両のライフサイクル全体にわたって、バッテリーを最適な状態に維持できるという。

また、バッテリー内のワイヤーを最大90%削減することにより、ワイヤレスシステムは車両を軽量化できる。これにより、車両にバッテリー積載用のスペースが拡大するため、バッテリーの追加で航続を拡大することも可能になる。

なお、GMのワイヤレスバッテリーマネジメントシステムは、新開発の電気アーキテクチャーや車台の基盤となるサイバーセキュリティ対策によって、保護される、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 新型ダイハツ『ムーヴ』用エントリー車高調が早くも登場! タナベ「サステックプロCR」
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る