フィアット500 ev 販売開始、ヌオーバ500 が電気自動車として蘇る

フィアット500 ev
フィアット500 ev全 30 枚

チンクエチェント博物館(名古屋市瑞穂区)は、フィアット『ヌオーバ500』を電気自動車(EV)として蘇らせた『500 ev』の販売を開始すると発表した。

チンクエチェント博物館は、フィアット500を愛する私設の自動車博物館。1957年から1975年に製造された古いヌオーバ500を独自に“チンクエチェント・クラシケ”と呼び、所蔵・展示するとともに、保護・保存にも取り組んでいる。

同博物館では、ヌオーバ500を現代の暮らしの中で現役のクルマとして乗ってもらうことも保護・保存につながると考え、眠っていた車両をイタリアのカロッツェリアでレストアし、EVとして蘇らせた。

フィアット500 evは、オリジナルを活かした内外装とすることで、クラシケの趣も楽しめる。また、一般的に古い車はマニュアル車のイメージがあるが、フィアット500 evは、AT限定免許でも運転可能。

同博物館では、フィアット500 evの特設サイトを9月17日12時に開設。フィアット500 evのブランドムービーをはじめ、モータージャーナリストの嶋田智之氏と、ラリードライバーでありEVの開発にも携わった眞貝知志氏による対談ムービー、嶋田氏とヌオーバ500のオーナーが、500 evと乗り比べた感想を語り合うムービーなどを公開する。

また、各地のチンクエチェント・クラシケ・ディーラー(販売拠点) にて順次、実車展示も行う。9月18日から30日まではチンクエチェント博物館(名古屋市瑞穂区)、10月4日から14日まではフィアット京都(京都市左京区)、10月17日から11月2日まではガレーヂ伊太利屋( 東京都江東区)で展示を行う予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  5. スバル唯一の海外工場、米SIAが生産600万台達成…今秋生産終了の『レガシィ』ラインオフ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る