BMW の「ti」が 1シリーズ で復活へ 、ゴルフGTI 新型に対抗のFFスポーツに…プロトタイプの写真

「M135i xDrive」グレードの下に位置

E46型3シリーズのtiが生産を終えた2004年以来16年ぶりの復活

2.0リットル直4ターボは最大出力265hp

BMW 1シリーズ の「128ti」のプロトタイプ
BMW 1シリーズ の「128ti」のプロトタイプ全 18 枚

BMWは9月16日、『1シリーズ』(BMW 1 Series)の新たなスポーツグレードとして開発中の「128ti」のプロトタイプの写真を公開した。

【写真】BMW 1シリーズ の「128ti」プロトタイプなど(全18枚)

「M135i xDrive」グレードの下に位置

現行1シリーズには、トップグレードとして、「M135i xDrive」グレードをラインナップする。直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンには、BMWの「ツインパワー」ターボ技術を導入した。強化クランクドライブ、新設計のピストンとコンロッド、大容量ターボチャージャー、最適化された燃料噴射システムなどにより、最大出力306hp/4500~6250rpm、最大トルク45.9kgm/1750~5000rpmを獲得する。

トランスミッションは8速「ステップトロニック」、駆動方式は4WDの「xDrive」だ。M135i xDriveグレードは、ローンチコントロールとトルセンLSDが装備されており、0~100km/h加速4.8秒、最高速250km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを発揮する。

E46型3シリーズのtiが生産を終えた2004年以来16年ぶりの復活

このM135i xDrive の下に位置する新たなスポーツグレードが128ti だ。BMWのラインナップに「ti」が設定されるのは、E46型『3シリーズ』のtiが生産を終えた2004年以来、16年ぶりとなる。もともとtiは1994年、E36型の3シリーズに、「ti コンパクト」として初設定された。3シリーズの一員でありながら、トランクを切り落とした3ドアハッチバックボディを備えており、BMWの入門モデルの役割を担っていた。なお、ドイツ本国では、このtiコンパクトに『M3」のストレート6を搭載した『M3コンパクト』も設定された。BMW 3シリーズ(E36型)の「ti コンパクト」(写真はM3コンパクト)BMW 3シリーズ(E36型)の「ti コンパクト」(写真はM3コンパクト)

BMWは2004年、初代『1シリーズ』を発表した。3シリーズのtiの後継モデルで、BMWの新たな入門モデルに位置付けられた。現行1シリーズは3世代目モデルで、2019年に欧州で発表されている。

2.0リットル直4ターボは最大出力265hp

128tiには、新開発の2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載する。このBMWのツインパワーターボテクノロジーを搭載した4気筒エンジンは、最大出力265hpを発生する。0~100km/h加速は6.1秒で駆け抜ける。

128tiは、単なる1シリーズのバリエーションではないという。専用のエクステリアとインテリアに加えて、サスペンションとステアリングがスポーティでドライバー志向のドライビングダイナミクスを実現するように特別にチューニングされた。BMWらしいドライビングプレジャーに重点を置いて、とくに若い顧客をターゲットにした駆動方式FFのスポーツカーを目指しているという。BMW 1シリーズ の「128ti」のプロトタイプBMW 1シリーズ の「128ti」のプロトタイプ

ライバルは、フォルクスワーゲンの新型『ゴルフGTI』が有力だ。新型ゴルフGTIは、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンの「EA888エボ4」を搭載する。最大出力は245ps、最大トルクは37.7kgmを獲得する。

4WDのM135i xDriveよりも約80kg軽量

128tiには、8速「ステップトロニック・スポーツ」トランスミッションと、トルセンLSDが標準装備されており、フロントアクスルのトラクションが向上している。専用チューンされたMスポーツサスペンションは、車高が10mmダウンし、俊敏性を高めるように設定された「BMWパフォーマンスコントロール」を備えている。さらに、ステアリングは正確なレスポンスを狙ってチューニングされており、ドライバーにダイレクトなレスポンスを提供するという。

128tiは、4WDのM135i xDriveよりも約80kg軽量だ。強化スタビライザーベアリングと強化スタビライザーも採用した。オプションで、スポーツタイヤを無償オプションで用意した。Mスポーツブレーキは、動力性能に見合うブレーキ特性を追求している。

現在、128tiは、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースや、その周辺の公道などで開発テストを進めている。とくに重点を置いているのは、アクティブなドライビングプレジャーのためのダイナミックなハンドリング特性という。なお、128tiは2020年11月、欧州市場で発売される予定だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 8月から車検が変わる…ヘッドライトの「黄ばみ」に注意! DIYよりプロに相談
  2. ピックアップトラックの荷台に、積載型キャンピングキャビン「INFINITY 01」発表…Moon Star Export
  3. 日産『プリメーラ』、EVで約20年ぶりに復活…フィリピンモーターショー2026
  4. スズキ、『ジムニー シエラ GOZEL』初公開へ…6月14日「ジムニーサンライト2026」
  5. ダイハツ『ロッキー』が3列7人乗りSUVに!?「ロッキースペース」登場の可能性は
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. 自動車メーカーの体験拠点、5タイプで整理…都心ショーケースから大型複合まで
  3. ダイフク、520億円の成長投資でマザー工場再開発とドイツ企業買収…2030年に売上高1兆円へ
  4. ボルボカーズ、2028年以降の車両にアプティブのGen 8レーダー採用へ…悪天候や複雑な市街地でも高精度センシング
  5. 中国勢にも対抗する競争力のあるSDV開発に必要なものとは…アステモサイプレモス 木村篤仁氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る