メルセデスベンツのフラッグシップEV『EQS』、マイバッハ版も登場か!?

メルセデスベンツ EQS 市販型プロトタイプ(スクープ写真)
メルセデスベンツ EQS 市販型プロトタイプ(スクープ写真)全 13 枚

メルセデスベンツが開発を進めるフラッグシップEVサルーン『EQS』市販型が、初めてニュルブルクリンクで高速テストを開始した。スクープサイト「Spyder7」のカメラがその様子を捉えた。

EQSは、SUVタイプの『EQC』とは異なり、専用のEVプラットフォーム「MEA」を採用し『Sクラス』とは差別化を図る。これにより従来のメルセデスベンツのフラッグシップよりもはるかに未来的なフォームを実現する。EQSはハッチバック/リフトバックデザインを採用し、後部に大きなテールゲートを持つのが大きな特徴だ。

これまでで最もカモフラージュが削ぎ落とされ、鮮明に捉えたプロトタイプは、ドアに2本のスポーティなキャラクターラインを配置、ラウンドしたDピラーもはっきりと認識できる。またポップアップドア、リアフェンダーに大きな充電ポートが新たに設置されている。画像では、右側面しか捉えていないが、左側面にも充電ポートを設置し、利便性が高められそうだ。

EVユニットは、各車軸に1基ずつ、2つのモーターを装備し、複数の出力を提供する可能性が高い。ベースモデルの最高出力は少なくとも400hp(約405ps)を発揮、0-100km/h加速4.5秒、最高速200km/hのパフォーマンスを実現する。駆動方式は、電気式全輪駆動が標準となるだろう。

またトップレンジとなるAMGは最高出力600hp(約608ps)を発揮すると予想されるほか、マイバッハ仕様も噂されている。

ダイムラーのオラ・ケレニウス会長は、1回の充電における航続距離が、WLTPサイクルで700km(435マイル)以上になると発表しており、テスラ『モデルS』の644kmを大幅に凌駕することが確実視されている。

EQSの発表時期は不明で、2021年内にはワールドプレミアすると予想される。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  4. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  5. ジープ『レネゲード』2027年モデルに注目集まる…6月のスクープ記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る